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中島みゆき、ライフワーク『夜会』のダイジェスト版『夜会工場』VOL.2がスタート!

中島みゆきの4年ぶりとなる『夜会工場』VOL.2が11月26日(日)より東京・府中の森芸術劇場よりスタートした。『夜会工場』とは1989年からスタートした中島みゆきが原作、脚本、作詞作曲、演出、主演という世界でも例がない音楽舞台『夜会』のダイジェスト版というのが、一番解りやすい説明になるだろう。1989年の第一回中島みゆき『夜会』から、記憶に新しい昨年2016年の『夜会』としてはVOL.19となる「橋の下のアルカディア」までの名場面を集めたダイジェスト版が今作の『夜会工場』VOL.2となる。
『夜会工場』 (okmusic UP's)

現在、『夜会』は舞台演出上の都合により東京でしか開催されていない。仕事や家庭があって東京の『夜会』に来られない方のために、『夜会』の雰囲気を少しでも楽しんでいただこうと、各地で公演する形をとっているのが『夜会工場』である。

今作は、前回2013年11月から4都市(東京・名古屋・大阪・福岡)で13公演行われた『夜会工場』VOL.1を踏まえて更に進化。解りやすく観ていただこうとセット上に設置された電工掲示板に、演目に合わせて『夜会』の出典作品が解るようにテロップを流したり、各所、場面を説明する言葉をそっと添えるなどして『夜会工場』の目くるめくシーンの数々を楽しく解りやすく演出してくれている。次から次へと転換していく舞台、シーンに合わせて様々に変わっていく衣裳、そして『夜会』に準じる瀬尾一三アレンジによるダイナミズムに溢れた豊かな生演奏の音楽。中島みゆきの歌を抜群の歌唱力で支える中村中や石田匠といったキャストがそろっているのも『夜会工場』の魅力である。今作における中島みゆき歌唱の1曲目は、1989年第1回目の『夜会』冒頭シーンであった「泣きたい夜に」。もはや伝説となった夜会ファンにはたまらないオープニングから『夜会工場』のテーマ曲「産声」まで全29曲。怒涛の歌の渦とともに『夜会』の名場面の世界に身をゆだねてもらいたい。

今作『夜会工場』VOL.2は、この後福岡サンパレスホール、大阪フェスティバルホール、東京Bunkamuraオーチャードホール、名古屋愛知県芸術劇場大ホールと4都市全18公演を予定している。各地、当日券を用意しているとのこと。

中島みゆき曰く2017年は「倉本イヤー」。今年4月にスタートし、シルバー層を虜にした脚本倉本聰によるテレビ朝日系帯ドラマ劇場「やすらぎの郷」の主題歌に「慕情」を書き下ろした。同曲はドラマ終了後も有線リクエストが絶えず、なんと「地上の星」以来14年ぶりの有線J-POPリクエストランキング1位を獲得した。そして、中島みゆきは同ドラマへのカメオ出演も果たしている。この主題歌「慕情」、挿入歌「人生の素人(しろうと)」が収録された2年ぶりのオリジナル・アルバム『相聞』が11月22日に発売されているので、『夜会』の世界と併せて、楽しんでもらいたい。来年1月10日にはアナログレコード(LP盤)のリリースも発表されている。11月22日には、中島みゆきの音楽プロデューサーである瀬尾一三の生誕70周年を記念した作品集「時代を創った名曲たち」~瀬尾一三作品集SUPER digest~もリリースされている。長年のキャリアの中、瀬尾のアレンジで生まれた「名曲」たち。こちらも是非、聞いてもらいたい。

また、『慕情』川柳コンテストの受賞作品が発表された。本コンテストは「やすらぎの郷」の最終回となる9月29日から10月31日まで『中島みゆきの「慕情」を聴いたあなただからこそ書ける心の唄を川柳で募集』と銘打って開催された。「長年連れ添った相手に伝えたい感謝の気持ち」、「普段は照れくさくて言えそうにない気持ち」などを詠った素晴らしい作品が集まった。応募総数1,188句の中から優れた作品として、最優秀賞1句、優秀賞1句、佳作3句が選ばれた。

<最優秀賞>

目をつぶる 昔はキスで 今は罪(@benyarinstarさん)

<優秀賞>

聞き返す『慕情』とあなたの「ありがとう」(@2CUmeboshiさん)

<佳作>

笑いじわ あなたと紡いだ あかしかな(@i_love_ftrさん)

キナ臭い 世情の中で 知る慕情(@kemurikaizyuuさん)

赤い糸 紡いで編んだ ちゃんちゃんこ(@tIWbvLa9zNsir3zさん)

【選者】

テレビ朝日系 帯ドラマ劇場「やすらぎの郷」

プロデューサー 中込卓也(テレビ朝日)・河角直樹(国際放映)

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