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ビール好きに愛される球場はこうして生まれた–埼玉西武ライオンズがアメリカの“球場体験”を取り入れたワケ

2016シーズンから西武プリンスドームに導入された海外クラフトビール。日本初となるこの試みには「ワールドビアエンターテイメント」という当社の理念が込められています。参入障壁が高いとされる球場への海外クラフトビール導入は、いかにして実現されたのか。その裏側には、当社(モルソン・クアーズ社)、そして埼玉西武ライオンズの熱い想いがありました。

※本記事は、「PR Table」より転載・改編したものです。

「ビールの新しい楽しみ方を提案したい」 共通の想いが引き起こした化学反応

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「ワールドビアエンターテイメント」という理念を掲げ、日本に海外ビールなどを輸入・販売しているモルソン・クアーズ・ジャパン(以下、MCJ)。日本ではZIMAやCoors Lightが知られていますが、モルソン・クアーズ社を語るにあたって、“野球”の2文字を外すことはできません。

なぜなら、コロラド・ロッキーズの本拠地として知られるクアーズ・フィールドの球場名は、モルソン・クアーズによるもの。昔からモルソン・クアーズにはベースボールとの深い関わりがあったのです。同社でクラフトビール「Blue Moon」のブランドマネージャーを勤める小林弘樹は、以前よりこの関係性を大切にしていました。

小林「“野球”はアメリカ本社との共通言語。ベースボールスタジアムで新しいことがやりたいと提案すると、グローバル全体でバックアップしてくれますし、MCJらしいエンターテイメントを提供できると思っていました」

小林が埼玉西武ライオンズと初めて出会ったのは2015年10月のこと。同社が青山にオープンしたポップアップバルにライオンズのSV(スーパーバイザー)と共に加藤大作さん、荒木浩基さんが訪れ、Blue Moonを体験します。

ちょうどその頃、荒木さんは観客のサービス向上のためにできることはないかと施策を考えていたそうです。

荒木「球場で販売しているビールは国内メーカーのものが主流です。しかし、観客の満足度を考えると、もっといろいろな種類のビールが楽しめる環境があってもいいんじゃないでしょうか

日本の野球場にビールの新しい楽しみ方を提案したいーー。そんな共通の想いによってつながったMCJと埼玉西武ライオンズ。その出会いが契機となり、MCJの小林と佐々木英俊、埼玉西武ライオンズの加藤さん、荒木さん主導のもと、日本初となる球場への海外クラフトビール導入プロジェクトが始動します。

観客の満足度向上のために何ができる? アメリカの球場視察で見えたコト

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そもそもクラフトビールとは、その名の通り、小規模な醸造所でビール職人が精魂込めて造っているビールのこと。職人が造り出す高品質なビールを「手工芸品」にたとえて、クラフトビールと呼びます。

味わいは素晴らしいが、とても繊細なクラフトビール。それを国内球場にレギュラー導入した事例は過去にありません。さらにすでに参入しているメーカーとの密接な関係も配慮する必要があり、一見して非常に参入障壁が高いように思われました。

しかし、プロ野球全体のビジネスモデルの変遷により、そうとも言っていられない状況になっていました。球団自体できちんと収益を上げられるよう、顧客の満足度向上のためにさまざまな施策を考え、実践する必要性が出てきていたのです。

加藤さんは2010年から営業企画を担当するマネージャーとして、シーズンシートオーナー向けのサービス向上や球場の改修に着手してきました。しかし2015シーズン終了時に考えていたのは、いかに「ボールパークエクスペリエンス(試合以外の楽しみ、思い出)」を向上させることができるか、ということ。

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