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15時~24時勤務…飲食業で「女性」が長く働き続けるためには?2人の社員が立ち上がり、解決に挑む

「竹取御殿」「柚柚~yuyu」などの居酒屋や、江戸割烹、イタリアンなど多彩な業態の店舗展開で、国内トップを走るアンドモワ株式会社。「お客さまも従業員も、ワクワクできる場を作る」ことをモットーに掲げる同社で、女性従業員を中心にした新たな取り組みが始まった。そのスタートが10月23日に開催された『女子店長会』だ。

全国各地から集まったのは、店長や営業事務など、女性ばかり総勢20名。ときには女性ならではの本音も飛び出しつつ、日ごろの店舗運営の悩から、理想のサービス・働き方まで、幅広い内容でディスカッションが繰り広げられた。

同社でなぜこのような女性店長だけの会が企画されたのか。 プロジェクトリーダーである杉谷さんと鎌田さんに立ち上げに至るまでの苦労や想い、アンドモワとして今後目指していく方向性をうかがった。f:id:k_kushida:20171109105134j:plain

▲右:アンドモワ株式会社 社長秘書室 秘書 鎌田さん、左:アンドモワ株式会社 西日本統括本部 人事担当主任 杉谷さん

キッカケは社員の情熱。女性が「ワクワク」できる会社を目指して

最初にこのプロジェクトを発案したのは、大阪勤務で人事担当主任でもある杉谷さん。きっかけは平成27年に成立した「女性活躍推進法」だったという。f:id:k_kushida:20171109105521j:plain

杉谷 私自身、2度の育休を取得し、子育てしながら働いていることもあり、この法律には興味を持っていました。また人事担当としての必要性もあって勉強していくうちに、女性が輝いている会社ほど成績も伸びているというデータがあることを知り、弊社でも女性が働きやすい環境を整備する必要性を感じました。さらに女性が集まって一緒に動いたときの影響力を活かすことで、お店のサービスの面でも向上が期待できるのではないか。そんな発想から、女性店長が集まる場を作りたいと思ったのです。

ちょうど同じ頃、社内で女性店長の交流の場を作ろうという動きもあった。そこでふたつの企画を一体化。さらに社長室秘書という、会社の中枢にもっとも近い場にいる鎌田さんを巻き込み、それぞれが東京と大阪のリーダーという形でプロジェクトがスタートした。

就業時間が15時~24時…飲食業が好きでも、「女性が働き続けるのは難しい」という現実

そもそもなぜ“女性だけ”なのか。実はアンドモワが展開する全国320店舗のうち、女性が店長を務めるのはわずか20店舗。もちろん女性の登用を避けているわけではないし、女性に飲食業が向かないわけでもない。むしろ女性ならではの気配りやサービスが接客に役立つ場面も少なくない。しかし実際はほとんどの女性が、結婚や出産を機に退職したり、現場から退いてしまう。そこには飲食業ならではの特殊な事情があると鎌田さんは言う。f:id:k_kushida:20171109105810j:plain

鎌田 弊社にも産休や育休の制度はあるのですが、店舗勤務の場合、就業時間が15時~24時ということもあり、結婚・出産後もお店で働くという夢を描きにくいのが実情です。私も以前お店でアルバイトをしていたのでわかるのですが、接客業って本当に楽しい。でも、そんな意欲も能力もある女性が、結婚や出産で現場を離れざるを得ない現状はなんとかしたい。そのためには新しい制度の構築が必要です。幸い、社長からも「どんどんやれ」と応援していただけたので、私たちふたりを中心に、3名のサポートメンバーも加わってプロジェクトチームが発足。月1回のミーティングを重ねながら企画を詰め、今回の実現に至りました。

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