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一流は当たり前のように実践している! 地味だけど成果が出る仕事のコツ

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一流は当たり前のように実践している! 地味だけど成果が出る仕事のコツ

「一流」「エリート」と呼ばれる人の仕事は、何がスゴイのか?

それは、特別なスキルやセンスを身につける以前に「仕事のキホン」がしっかりと押さえられているところにある。

ところが、世に出回るビジネス書にはそうした地味な部分があまり書かれない。それもそのはず、「地味なノウハウ」では目新しさがないからだ。

『誰でもできるのに、1%の人しか実行していない仕事のコツ48』(西谷信広著、フォレスト出版刊)は、そんな「地味だが、一流が絶対にやっている仕事のキホン」に焦点を当てた一冊だ。

著者は「一流の人が凡人に見せるのは派手なところばかり」「派手な実績や成功の裏で、当たり前のように実践していることがある」と述べている。では、彼らが当たり前にやっていることとは一体どんなことなのだろうか。その一部を紹介しよう。

■一流が身につけている3つの「S」

一流と呼ばれる人たちは、「瞬発力」「集中力」「執着力」という3つの「S」を備えているという。では、どうすればこれらのチカラを伸ばすことができるのだろうか。

「瞬発力」を高めるには、たとえば「せっかく〇〇なのだから」と考えてモチベーションを上げる方法がある。

顧客とのトラブルで謝罪が必要なときに「せっかく“トラブルが起きた”のだから」と考えると、次に続く言葉は「しっかり対応して信頼を勝ち取ろう」となり、プラスの目標が見えてくる。

このように考えるクセをつければ、面倒臭さやネガティブな意識は薄れ、いち早く仕事に取り掛かることができるだろう。

「集中力」を高めるには、机まわりの整頓が効果的だ。乱雑な机で仕事をしていると、資料や書類を探すたびに集中力が途切れてしまう。パソコンのデスクトップやフォルダも同じように整頓しておきたい。

また、集中力低下を防ぐには「時間を区切って休憩をとる」ことが効果的だが、これは誰でも簡単にできるのに、ほとんどの人がやっていないことの典型例だろう。

「執着力」を高めるには、「人が避ける仕事を買って出る」というチャレンジが必要だ。

自ら困難な事態に飛び込めば「どうすれば課題をクリアできるか?」という執着力が磨かれる。そこから育まれる対応力や主体的に動くチカラは、あらゆる仕事に応用できるスキルとなるのだ。

■一流が当たり前に使っている「フレームワーク」

本書では、2つのフレームワーク――「TDL(ToDoリスト)」と「PDCA」について詳しく解説されている。

どちらも「それならもう知ってるよ」と思うかもしれないが、「知っている」と「活用できている」とでは、天と地ほどの差がある。

このシンプルでキホン的なフレームワークを余すところなく活用できるかどうかが一流と凡人を分けているのだ。

「TDL」であれば、「単にタスクを書き出すだけ」にしていないだろうか?

タスク処理には優先度と緊急度を考慮に入れることが必要だ。そこで一流は「TDL+アイゼンハワーマトリックス」を使う。

アイゼンハワーマトリックスは、縦軸に「重要度」をとり、横軸に「緊急度」をとる。そして4つの領域にタスクを振り分け、正しい優先順位を把握するのだ。

また「PDCA」も、1周回しただけで満足していないだろうか?

PDCAは何周も回して初めて真価を発揮するものだ。

1周目は「仮説の良し悪しを見る」、2週目はより深い検証をして「実現可能性を探る」、3週目で「さらなる改善仮説の検討」と、回し続けることが必要なのだ。

■一流はコレを忘れない!「交渉」のポイント

一流は交渉事にも長けている。そして、もちろん交渉にも地味ながら「コツ」が存在する。

たとえば、プレゼンスキルやわかりやすい資料作成の方法に目を奪われがちだ。

もちろんそれも大事だが、一流は「キーパーソン(決定権を持つ人)」に対するアプローチも欠かさない。

その際「偽のキーパーソン」に騙されないことも大切だ。

「私がこの案件を握っている」と言い出す人がいても、鵜呑みにしないことだ。本当のキーパーソンは自ら名乗り出ず、周りが名前を挙げるものだからだ。

取引相手の部署のキーパーソンを押さえれば、相手の部署全体への理解も浸透しやすくなる。

こうした全体を俯瞰する捉えることも交渉の大事なコツだ。

ここで挙げたことは、やはり「地味」に感じるだろう。しかし、何事も土台がしっかりしていなければ成果は上がらない。

「それならもうやっているよ」という当たり前のことを「もっと精度を上げられないか?」と突き詰めることが、一流と凡人の差なのかもしれない。

(ライター/大村佑介)

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