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別名“赤いホクロ” 若い人にも見られる「老人性血管腫」とは?

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別名“赤いホクロ”  若い人にも見られる「老人性血管腫」とは?
体のあちこちに、数ミリ程度の「赤いホクロ」のような点々がなんか増えてきたかも?と感じたら、もしかすると「老人性血管腫」かもしれません。

その名の通り、老人に多く見られる症状と思いきや、若い人にも見られることも比較的あるそうなので、見た目を気にする場合は除去したい方もおられます。

今回は、老人性血管腫の原因・症状・治療法を、皮膚科医の坂元先生に詳しく解説していただきました。

老人性血管腫とは

シニアの男女 

老人性血管腫とは文字どおり高齢者に多く見られる皮膚の病変で、「赤いホクロ」と呼ばれることもあります。基本的に有害なものではなく、放置していても問題はありません。

老人性血管腫の原因 

毛細血管 

老人性血管腫は、皮膚の中の毛細血管が広がり異常に増殖することで発生するとされています。

日光や機械的刺激(引っ掻いたり、掻いた場合)によって発生しやすくなると指摘されていますが、どうしてこのような毛細血管の異常増殖が起きるかは、まだ明らかになっていません。

老人性血管腫の症状 

老人性血管腫

赤い湿疹(赤いホクロのようなもの)が体にできます。

大きさ・形状

大きさは数ミリ程度で、平坦なものもあれば、多少盛り上がっていることもあります。

体に感じる症状

痛みや痒みを伴うことはありません。

放置しても大丈夫?

老人性血管腫は、特に放置していても悪化することはなく、基本的に治療を受ける必要はありません。

老人性血管腫と思っていたら違う病気?

病気が疑われるホクロ 

「老人性血管腫だと思っていたら違う病変だった」ということもあるため、以下のような症状がみられる場合には、早めに皮膚科を受診するようにしましょう。

老人性血管腫では見られない症状 

・出血が止まらない 

・大きくなる

・急速に盛り上がってくる

・色調が変化してくる

老人性血管腫になりやすいタイプ 

色白の若い女性 

文字どおり高齢者に多い皮膚病変ですが、実際には比較的若い成人の方にも見られることがあります。

以下のタイプは、老人性血管腫が多く見られると言われています。

・肌の白い人

・紫外線を多く浴びた人

老人性血管腫ができやすい部位 

上半身にデキモノができやすい部位

胸・顔・背中が好発部位とされていますが、実際には体中どこにでもできます。

老人性血管腫は自然治癒する? 

医師がNGサイン

残念ながら一度できてしまった老人性血管腫が自然に治癒することはありません。基本的に無害なので特に治療の必要はありません。

老人性血管腫の治療法 

レーザー治療 

老人性血管腫の診断・治療は皮膚科が中心になりますので、治療を希望する場合にはまずは皮膚科を受診すると良いでしょう。

凍結療法

液体窒素で急速に凍結する方法です。簡単に行うことができ、痛みもほとんどありませんが、処置後に色素沈着が生じたり、治療部位に瘢痕ができる可能性があるのがデメリットです。

切除

特に病変が大きい場合ですが、メスなどで実際に老人性血管腫を切除する方法もあります。縫合した部位が跡に残ることがあります。

レーザー治療

病変に直接炭酸ガスレーザー照射を行う方法です。痛みもなく跡が残らないので広く一般的に行われている方法です。

老人性血管腫は保険適用になる?

保険証 

老人性血管腫の治療は美容目的になるため保険診療ではカバーされておらず、治療は基本的には自由診療(全額自己負担)となります。費用は医療機関によって異なるため、事前によく調べてから受診すると良いでしょう。

最後に坂元先生から一言

皮膚科の診察風景 

老人性血管腫は比較的高齢の方によく見られる病変で、基本的には放置していて何の問題もありません。

発生した部位や大きさによって見た目が気になる場合には、自由診療が基本ですが治療することも可能です。気になる場合には、一度皮膚科を受診してみると良いでしょう。

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