“ビデオアートの父”ナムジュン・パイク展が鹿児島で開催

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ナムジュン・パイク『K-567』1993年

『ビデオアートの父 ナムジュン・パイク展』が、鹿児島・湧水町の鹿児島県霧島アートの森で開催中。会期は、12月3日まで。

世界で初めてテレビとビデオを用いたアート作品を発表し、「ビデオアートの父」と呼ばれるナムジュン・パイク。1932年に韓国・ソウルで生まれたパイクは、朝鮮戦争勃発後に日本へ移住し、東京大学で音楽を研究、卒業後はドイツへ渡ってカールハインツ・シュトックハウゼンやジョン・ケージらと出会った。その後に芸術運動「フルクサス」に参加し、1963年の初個展において、世界初のビデオアート作品を発表した。その後はテレビやビデオを用いたパフォーマンス、インスタレーションをはじめとする数多くの作品を残し、2006年にアメリカで死去。

本展では、ワタリウム美術館所蔵のコレクションを軸に、ブラウン管モニターを使った立体作品、フルクサスの資料、1980年代から坂本龍一とのコラボレーションへ展開した映像作品などを展示。日本におけるメディアアートの源流を探る。さらにパイクとのコラボレーションも行なったヨーゼフ・ボイスの関連作品も紹介している。

『ビデオアートの父 ナムジュン・パイク展』
2017年10月6日(金)~12月3日(日)
会場:鹿児島県 湧水町 霧島アートの森
時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
休園日:月曜(祝日の場合は翌日)
料金:一般800円 高大生600円 小中生400円

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