体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

神社仏閣巡りだけじゃない!イマドキの修学旅行はこんなに進化していた

 

この時期、制服を着た高校生を都内観光地でよく見かけます。中学校の修学旅行は3年生の、ゴールデンウィーク明けに実施されることが多いですが、高校は2年生が、ちょうど今の時期に行くことが多いようですね。

 

修学旅行はどこへ行きましたか? 覚えていますか?ちなみに、当時関東近郊に住んでいた筆者は、中学校の修学旅行は京都・奈良だったのですが、進学した高校でも、まさかの京都・奈良…。

 

公益財団法人全国修学旅行研究協会の、最新の調査データ(2014年)によると、関東圏の中学校の修学旅行先として最も多いのが関西方面(88.1%)となっています。同じ市内に歴史的建造物など、観光スポットがぎゅっと集まっている京都などは、生徒たちだけでの移動もしやすいことから、「歴史学習」をテーマにする場合は、やはり人気なのでしょう。

 

ところが、都内の中学校に通う、お嬢さんのいる方が、「ウチの娘、修学旅行の行先が京都・奈良じゃないんだよ。」と言うのです!

 

そもそも修学旅行には、各市町村教育委員会の定める実施基準概要(期間や旅費を定めたもの)があり、基準の範囲内であれば、行先や内容に決まりはありません。テーマも、「歴史学習」「平和学習」など、学校ごとに決めています。

 

ちなみに、知人のお嬢さんの学校は、修学旅行が「民泊体験」だったそうです。いくつかのグループに分かれて一般のご家庭にお邪魔し、宿泊先の農作業など、いわゆる田舎暮らしを体験するものだったとのことです。

 

もしかして、最近の修学旅行って、神社仏閣巡りだけじゃないの…?

 

そこで、全国の学校に修学旅行を提案している近畿日本ツーリスト、教育旅行部長の深山さんに、イマドキの修学旅行は一体どうなっているのか、ニーズや背景、そして、最新の修学旅行プランについて教えていただきました。

 

 

「見て終わり」じゃない!最新の神社仏閣巡り

王道の京都・奈良神社仏閣巡りは、5~6人くらいのグループが、見て回る場所を決めて行くことが多いと思います。しかし、他の観光客もたくさんいるし、行程を詰めすぎて結局あまり見学できなかった、それどころかグループのメンバーがはぐれてしまって見学どころではなくなってしまった! なんて思い出がある人もいるのではないでしょうか。

 

せっかく来ているのだし、教科書の写真だけで見ていた建物を、ただ眺めて「へぇ~」で終わってしまってはもったいないし、もちろん、先生方だって、生徒たちにしっかり学んでほしい気持ちがあります。

 

そこで、神社仏閣巡りをサポートしてくれるのが、「音声ガイド タッチペン」です。

 

 

ラミネートされている地図には、神社や寺院が掲載されており、該当する建物名を、ペン型の機械でタッチすると、ペンに内蔵されているスピーカーから音声で解説が流れるのです。内容は、建物がいつ、どういった背景で建てられたのか、誰が建立したのか、といった歴史的背景などです。目の前に対象の建物を見ながら解説が聞けるので、使用した学生からも「よく分かる」「勉強になる」と評判だとか。

 

筆者が学生の頃は、事前にグループで調べた資料や、修学旅行のしおりを持って歩いていましたが、これがけっこうかさばるんですよね。 しかも、建物見ながら資料も読むかと言ったら…見た記憶がありません…。1枚ペラのラミネートとタッチペンだけなら、荷物も少なくて済むし、実物を見ながらだと、学びも深まる気がします。

 

ちなみにタッチペンは、周りの観光客に配慮して、音声をイヤホンで聴くこともできるようになっています。嬉しい気遣いも完備です。

 

 

修学旅行先でプログラミングが学べる

 

生まれた時からインターネットと暮らす世代には、ICT教育はもはや当然。2020年に、小学校からプログラミング教育が必修化することが決まったことで、プログラミング学習の機会は、学校からのニーズも増加しています。

1 2次のページ
マガジンサミットの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。