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陶芸家・金理有「陶芸をやろうとは思ってなくて…」

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陶芸家・金理有「陶芸をやろうとは思ってなくて…」
J-WAVEの番組「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)。11月14日(火)のオンエアでは、陶芸家の金理有さんをゲストにお迎えしました。

オンエア日がちょうど誕生日だったという金さんは大阪出身。これまで、横浜トリエンナーレ、六本木ヒルズアート、さらには韓国、香港、パリ、アメリカなどでの展示、コンペティションにも数々参加しご活躍中です。また、茶の湯の在り方を探求するアート集団「The TEA-ROOM」の一員としても、様々なジャンルとコラボレーションしています。

元々は現代アートに方向性を絞って彫刻作品を作っていて、ご自身も日本と韓国のハーフということで「文化の架け橋、越境的な存在になりたい」と昔から意識していたそう。大学時代は器は作らず現代美術の造形物に挑戦、その後、縄文というテーマに影響を受け作品を作りはじめたそうです。

「そもそも陶芸をやろうなんてことは全く考えてなかったんですけど。絵描きになりたくて美大を受験して、でもデッサンの勉強とか全くしてなくて全部落ちたんです。こんなこと言ったら怒られるかも知れないですけど、陶芸コースだけ…受かったんですよ(笑)。まあいいかって入ったんですが、やりはじめたらズブズブにハマっちゃって」(金さん、以下同)

技術が身につくまでの苦労は大きかったそうですが、窯を開けたときに全く表情が変わって、キラキラと出来てくる焼き物たちを見て「これは続けて行きたい」という気持ちになったのだとか。

かなり金属的な質感を多様する金さんの作風からは、「縄文」や「宇宙」というキーワードも見えてきますが、金さんも陶芸を始めてから縄文土器作品をみて、湧き上がるエネルギーを感じ、「自分も現代なりの作品をつくり、未来の人に作品が届けば」と意識しているのだそうです。

「エネルギーの渦巻きや、波動のように広がる力を縄文の装飾から感じて、反面、SFとか宇宙とか物理学の話も好きなので、縄文土器がそれを体現しているようにも思えたんです」

最後に縄文というテーマについて「21世紀の新しい方向性を示す価値観がそこにあるんじゃないかと感じています。1万年の長い間、同じ文化が途絶えずに続いたことが稀有ですし、その間に大きな戦争もなかったと言います。弥生時代に入って、土地を自分の所有物にして定住し始めたことから争いが増えたと聞くので、モノを自分のモノとして所有するのではなく、自然とか全てのものの循環の中に自分の存在を置いていくというという考えを縄文から学べるのかなと思います」と話してくれました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】

番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時−16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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