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カリスマ保育士・てぃ先生が教えてくれる「上手なスマホ育児」のコツとは?

都内の保育園で現役男性保育士として働く「てぃ先生」をご存知でしょうか。

Twitterで園児との日常やほっこりするエピソードをつぶやき、今やフォロワーは44万人以上。大きな注目を集め、書籍化、漫画化もされるほどのカリスマ保育士です。

最近では、自身で始めた「顧問保育士」という保育園へのコンサルティングやアドバイザーとして、講演や取材の依頼が殺到。もちろん、本業の保育士としても勤務を続けながら、多忙な毎日を送っています。

自身がパソコンやスマホを駆使し、「スマホ育児は悪ではない」と、新しい時代の子育てについて発信を続けるてぃ先生。子育てとデジタルテクノロジーの上手な関わり方について聞いてきました。

「てぃ先生」が生まれたきっかけとは

――そもそも、てぃ先生が保育士になったきっかけとは?

「自分の父親を見ていて、スーツを着たいわゆるサラリーマンってあまり楽しくなさそうだなと思っていたんです。それよりも、ユニフォームのある専門職がいいなと。子どもが好きだったので、子どもと長く一緒に過ごせる専門職ということで、保育士の道に進もうと思いました」

――いつ頃からTwitterを始めたのですか?

「保育士を始めて5年経ったぐらいですね。当時、保育や子ども関連で世に出ている情報が、育児は大変だとか、保育士の給料が安いだとか、ネガティブなものばかりで。子どもってすごくかわいいし、保育はもっと楽しいんだということを伝えたくて始めました」

――Twitterでは、園児との日常のエピソードのほかに、保育業界への問題提起や独自の意見も展開していますね。

「10年前に保育士を始めた時から、この業界って保守的というか、体制が昔のままなんだなと思っていました。最初は楽しいエピソードを載せたくてTwitterを始めたのですが、最近はいろいろと自分が気になることもつぶやいています。

たとえば、保育士の待遇が取り沙汰されていますが、問題はお給料の金額ではなく、金額に対しての負担が大きすぎることだと僕は思うんです。これは社会が誤解しているなと。園内の飾り付け、保育日誌などをすべて手作業で行っている保育園が多いことで、負担が増大しているんです。

業界全体でスマホの活用をはじめとしたデジタル化がもっとすすんでいけば、仕事はもっと効率化するはずです。Twitterを通じて、現場からこういう声を発することで、少しでも変わっていけばいいなと思っているんです」

電車で子どもにスマホを見せてもOK!

――てぃ先生の「電車で子どもにスマホを見せてもOK!」といったつぶやきが注目されています。子どもとデジタルとの関わりについて、てぃ先生は率直にどう思われますか?

「時代が時代ですからね。中学生、高校生になって周りが当たり前のようにスマホをいじっているなかで、使い方も知らない、知識もないという方が危険な気がします。子ども自身も劣等感を感じるんじゃないかな。

大人だって、今やパソコンやスマホは生活のうえでも、仕事のうえでも欠かせませんよね。大人が、古き良き……みたいな先入観で、『スマホをいじる暇があったら外で遊びなさい』なんて言うのは、僕はちょっと違うかなと思うんです」

――幼児期のスマホ利用についても問題なし、でしょうか? 親が電車で子どもにスマホを見せていることに、批判の声も多いと思いますが……。

「僕は、お父さんお母さんが、電車で子どもにスマホを見せてもいいと思っています。子どもを連れたお出かけの時って、ものすごい荷物になるんですよね。オムツ、ミルク、着替え、絵本やおもちゃ。オムツや着替えは仕方ないとしても、子どもをあやすグッズはスマホで代用ができるんです。

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