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「世界文化賞」受賞 ユッスー・ンドゥールが語る芸術

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「世界文化賞」受賞 ユッスー・ンドゥールが語る芸術
J-WAVEでオンエア中の「〜JK RADIO〜TOKYO UNITED」(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「FEATURE FOCUS」。11月3日(金)のオンエアでは、アフリカ・セネガルのミュージシャン、ユッスー・ンドゥールさんのインタビュー内容をお届けしました。

セネガルに根差した民族音楽をベースに、欧米のポップミュージックのなどの要素を取り入れた独自の音楽を築き上げ、音楽を通して、アフリカのみならず世界の今を語りついでいるユッスー・ンドゥールさん。“歌うジャーナリスト”と呼ばれることもあります。このたび、絵画、彫刻、建築、音楽、そして演劇・映像の部門で世界に貢献した芸術家に贈られる賞「高松宮殿下記念世界文化賞」を受賞されました。

ユッスー・ンドゥールさんは、98年にはFIFAワールドカップ・フランス大会のオフィシャル・アンセムも手がけています。リズミ感溢れる音楽を作るために、日本の太鼓からも刺激を受けているとか。そこで、日本の太鼓にどのような魅力を感じているのか、伺いました。

「アフリカ大陸にも打楽器はありますが、比較的高い音で、金属的な感じなんです。一方、日本の太鼓は低音なので、アフリカの打楽器に欠けているものを日本の太鼓が補ってくれるんです。2015年に亡くなられたセネガルの打楽器奏者、ドゥドゥ・ニジャエ・ローズさんの演奏をライブで聴いた時に、日本の太鼓と補い合える関係だと感じました。高音が出るアフリカの打楽器に低音の太鼓が加わることで、共振する音楽が生まれることを実感しました」(ユッスー・ンドゥールさん、以下同)

アフリカにこだわることなく、他の国に音楽も取り込むことで、他の国に対する理解も深まるはず…という思いから、これまでアフリカ文化以外のミュージシャンとの共同制作の音楽を数多く発表してきたユッスー・ンドゥールさんですが、今年4月にリリースした最新アルバム「アフリカ Rekk」では、アフリカのミュージシャンとコラボレートした曲を収録しています。

「まるで、私がアフリカ大陸のルーツを忘れているかのような感じになってたんですけど…今回は、今のアフリカ国内のアーバンミュージックを牽引する若者たちとアルバムを作りました。アフリカにはたくさんの国があって、リズムもたくさんあります。それなのに、アフリカ大陸内部でのコラボレーションがあまりなかったため、その状況に対する新しい取り組みです」

移民の排斥やテロ対策の強化など、近年は自分たち以外に存在する存在に対して、遠ざける言動が数多くみられます。このような世界において、芸術の表現を諦めないことが大事だとユッスー・ンドゥールさんは語ります。

「現代における芸術は、それぞれの国民とのつながりの中で常に社会の最先端の表現をしてきましたが、今は多くの国が内向きになっていることを心配しています。国が排他的になる中で、異質な存在は障害ではないことを示すことができるのが芸術だと思います。異なる存在があることが、どれほど豊かなことか、ということをアートは気付かせてくれます」と語りました。

ユッスー・ンドゥールさんは、今回の賞金の全てをセネガルの芸術のために寄付するそうです。そういった活動も芸術表現の一つなのだと語りました。最後に、カビラは改めて「世界文化賞おめでとうございます」と、祝福の言葉を贈りました。

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【番組情報】
番組名:「〜JK RADIO〜TOKYO UNITED」
放送日時:毎週金曜 6時−11時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/

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