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妹が産まれて… “お姉ちゃん記念日”

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2人目の赤ちゃんも妊娠39週を越えて予定日も間近に迫った日。

いつ来るかわからない出産に備えて実家に里帰り中だった私は、1人目の娘と一緒にいつも通りの朝を迎えました。…のハズでした。

何だかお腹の張りが強い。

娘を保育園に送り出し、しばらく横になっていると痛みは少しひいてきましたが、おしるしもあったし、近々陣痛が来るかもしれない。念のため、仕事に行っているパパにも「もしかしたら、近々産まれるかもしれない」とメールをしておきました。

お昼頃には痛みも楽になってきたけど、何だか早く赤ちゃんに会いたい気持ちも強くなり、実家で階段昇降やスクワットなんかしたりして…。

「何だかんだで、なかなか産まれないんだよねー、きっと!」なんて母と笑って話していましたが、3時頃には痛みが8分間隔に。

娘の保育園のお迎えが4時なので、それまで何とか我慢して、母と一緒に娘を迎えに行ってからそのまま産婦人科へ。

診察してもらうと子宮口4センチで入院となりました。

痛みは結構強かったものの、まだ波があったので痛みの合間に娘と子ども番組を見て過ごしていたら、1時間もしないうちに息ができないほどの痛みに襲われました。

あまりに痛くて息ができず、手足がしびれて酸欠状態。仕事終わりのパパが病院に着くまであと30分。何とか耐えようとするものの、赤ちゃんが出ようとする勢いが強くて我慢できない…。

痛くて、苦しくて、のたうち回っていたら、娘が私の手を握って「ママ痛いの?ママがんばってっ!」

来月3歳になる、ギリギリ2歳の娘が必死に励ましてくれた。

でも、どうにも我慢ができなくなったので助産師さんに診てもらうと、さっきの診察から1時間ちょっとですでに全開大!

何とか間に合ったパパに連れられ分娩室へ移動すると、先生が慌てて走ってきた。

「こんなに早く進むと思いませんでしたねぇ…」

それから3回ほどいきむと、あっという間に元気な女の子が誕生しました。

その後、娘もおばあちゃんと一緒に分娩室に入り、赤ちゃんと初対面。「赤ちゃん、カワイイねー!ママ、もう痛くない?」と、ニッコリ笑ってくれた娘を見て何だかホッとしました。 関連記事:妹の出産に立ち会いサポートしたお兄ちゃん、今度の出産も! でも当日活躍したのは…?

しばらくして病室に戻ったところで娘にプレゼントを渡しました。

「赤ちゃんが産まれて、今日からお姉ちゃんだね。だから、今日はお姉ちゃん記念日!“お姉ちゃん”おめでとう」

そう言うと、娘はプレゼントした絵本を抱えて恥ずかしそうにニコッと笑ってくました。そして絵本を抱えたまま病室を飛び出して行った。

どこへ行ったのか不思議に思っていると、母が「新生児室にいる妹に絵本を見せに行ったのよ!」と教えてくれました。

今まで一度も私と離れて寝たことがない娘。

今日から数日は一緒に寝られない。

いくらしっかりしているとは言え、まだ2歳の娘にとって私のいない数日は寂しいだろう…ととても心配していました。

でも、そんな心配をよそに「ママ!また明日来るからね!おやすみ、バイバーイ!!」と元気いっぱいの笑顔で手を振って、母と病室を出ていった娘。

(あれっ?案外すんなり受け入れたのかな!?)

安心したような、少し寂しいような…

複雑な気持ちで1人の夜を過ごした私。

娘の心配と出産の興奮でなかなか寝付けず、長い長い夜を過ごしました。

次の朝、母と一緒にいつも通りの笑顔で病室にやってきた娘。

「ママ、おはよ!赤ちゃん見てくるねー」とすぐに新生児室に走って行ってしまいました。(なんだ。心配しなくても大丈夫だったのかも…)

そう思ったのもつかの間。母がポツリとつぶやいた。

「昨日、大変だったのよ。」

昨夜、元気いっぱいに病室を出た娘は駐車場の車まで戻ると

「どうしてママは一緒に帰らないの!? ママと一緒じゃなきゃヤダ! ママの病室に戻ろうよ!! ママと一緒にお家に帰る!!」

…と散々泣いて泣いて、泣き疲れて寝てしまったようです。

やっぱりまだ2歳。

急にいなくなったママを受け入れられるわけもない。

でも、娘なりに心配をかけまいとしているのか、私の前では絶対に涙を見せずに、いつもの笑顔。

それから退院までの数日間、毎日とびっきりの笑顔でお見舞いに来てくれた娘は、初日以降は一度も泣かず、ママに会いたいとグズることもなく、おばあちゃんの言うことをきいて、とてもいい子にして待っていてくれたそうです。

たった2歳でいろんな変化を受け入れ、お姉ちゃんとしての一歩を踏み出した娘。

産まれたばかりの赤ちゃんももちろん可愛いけれど、小さい身体で必死に“お姉ちゃん”になろうと頑張ってくれた娘は本当に愛おしく、たまりませんでした。 関連記事:いつもは手を出す長男が次男のほっぺにチュ!年子育児、大変さも喜びも2倍です!

本当に本当に大切で大好きな娘ちゃん達。

これから、仲良し姉妹になっていってくれることを願うばかりです。

著者:ゆのじ

30代後半の2人の女の子の母です。2人とも不妊治療で授かった大切な娘たち。今は3歳と0歳の子どもたちに振り回されながらも、毎日幸せな日々を過ごしています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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