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住民経営マンション「管理はつなぐ」[4] 「プラウド元麻布」

プラウド元麻布 “小規模のメリットを活かし 入居者全員で価値観を共有”

住民経営マンションを取り上げる本連載の第4回では、プラウド元麻布を紹介する。ハイグレードマンションや各国の大使館が集積するなど、都心部のなかでも常に高い注目度を誇る麻布エリア。なかでも閑静な高台に位置しているのが、プラウド元麻布だ。

チェックや修繕を励行しつつ必要に応じて新設備を導入

竣工から10年未満とはいえ、外観・内装ともにきれいで、経年劣化はまったく感じられない。この点に関する問いかけに、管理組合副理事長のギャランテ氏は次のように答える。

「管理会社のスタッフによるマンション内の巡回は1日に2回です。傷や汚れがあれば、修復費用の提示も含めてすぐに理事会に報告してもらい、対処しています。高いレベルで維持管理していくためには、日々の細やかなチェックとフォローが大切なのです」

プラウド元麻布の総戸数は32戸と小規模だが、それゆえ入居者間で価値観を共有しやすく、合意形成を図りやすい点がメリットになっているという。その一例が、電気自動車用の充電設備の導入だ。総会での決議を経て昨年設置したが、実は、マンション内に駐車してあるうち、電気自動車は1台だけだった。それでも各入居者は、「マンションの価値を維持し、将来性を高めるには導入するべき」という意見で一致したという。

「技術が進歩すれば、快適な生活にふさわしい設備も移り変わります。もちろんコストとのバランスも重要ですが、自身だけの都合やニーズにとらわれるのではなく、時代に即した見直しや補強が重要だと考えています」【画像1】(左) 電気自動車の増加を視野に入れ、地下駐車場には充電設備を新設 (右) 入居者の手が届かない部分の窓は、年に3回清掃を実施。この際に希望すれば、有償でバルコニーまわりを清掃してもらえる(写真撮影/柴田ひろあき)

【画像1】 (左) 電気自動車の増加を視野に入れ、地下駐車場には充電設備を新設 (右) 入居者の手が届かない部分の窓は、年に3回清掃を実施。この際に希望すれば、有償でバルコニーまわりを清掃してもらえる(写真撮影/柴田ひろあき)

地域特性を活かし、周辺マンションと連携したイベント開催も

都心立地のマンションだと、投資目的で購入する人も少なくない。このため、入居者が定着しづらいという側面があるが、プラウド元麻布ではこの点にも配慮している。

「販売住戸を購入して住む方には、管理会社の説明を受けていただいています。管理規約や使用細則について十分に理解した上で入居していただくので、トラブルはほとんど起きていません」

入居者がお互いを認知しやすいのも小規模マンションの強みだが、プラウド元麻布は周辺との交流にも積極的だ。

「外国人が多いので、ハロウィンの時期は、周辺のマンションで住民同士の出入りを自由にします。実は、私も子どもを連れてここを訪れたのが購入のきっかけだったんですよ。マンション内だけでなく、地域の人たちとも交流を深められるのはうれしいことですし、子育てする上でも心強いですね」【画像2】(左)ハロウィンの時期にはラウンジに装飾を施し、共用エントランスを開放。訪れる子どもたちにお菓子を配っている(写真提供/プラウド元麻布)(右)共用ラウンジに飾ってある生花は、生花店によって週に一度交換される。入居者同士の会話のきっかけになることも多い(写真撮影/柴田ひろあき)

【画像2】 (左)ハロウィンの時期にはラウンジに装飾を施し、共用エントランスを開放。訪れる子どもたちにお菓子を配っている(写真提供/プラウド元麻布)(右)共用ラウンジに飾ってある生花は、生花店によって週に一度交換される。入居者同士の会話のきっかけになることも多い(写真撮影/柴田ひろあき)●建築・住宅計画等を専門とする東京大学教授 大月敏雄氏が語る建築家の視点

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