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順位を決めるのは想像力と熱意?「RED BULL BOX CART RACE」レポート

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赤坂で開催! ユニークなカートの祭典

街コンやコスプレ、体験型イベント…。最近、町おこしを目的としたさまざまなイベントが増えている。そこで今回は、イベントからみる”街の顔”に迫ってみたい。坂がある所でしか開催できない風変わりなレース

日本のいいふろ号

坂道のある街って、それだけで情緒を感じる…のは私だけ? 歌詞や映画のタイトルにもなるくらいだから、 共感してくれる人は多いはず。

“坂”のつく地名は数多かれど、大都会、東京都港区にあり、日本有数の知名度を誇る地名(ダジャレじゃありません)と言えば、赤坂。そんな赤坂で、まさに坂を最大限に利用したイベントが開かれた。去る10月22日、赤坂サカスを舞台に開催された「RED BULL BOX CART RACE 2017(レッドブル・ボックスカート・レース2017)」だ。

このレースは、別名ソープボックスとも呼ばれる、エンジンなどの動力を一切使わずに重力とスタート時の人力による押し出し力、慣性だけで推進するボックスカートで競われるもの。つまり、“坂道ありき”のイベントなのだ。欧米の田舎町でお祭り騒ぎ的な町おこしイベントとして始まったのが起源とされ、今では世界中で大会が開かれている。

RED BULLはこのボックスカート・レースをワールドツアーとして世界各地で展開。日本で開催されるのは2009年、2012年に続いて3度目となる。ところがイベント当日の天候は、これでもかってくらいの土砂降り! バッドコンディションのなか、日本全国から集まった60組以上のチームがエントリーした。日本全国から独創性あふれるカートが集合甲南大学体育会自動車部

「レッドブル男爵」に扮する甲南大学体育会自動車部。ドライバー+パフォーマーの合計4名でいざ出陣!

純粋にタイムを競う…のではなく、「クリエイティビティ」と「パフォーマンス」、「スピード」の総合点で争われるのが、このイベントのユニークなところ。いかに独創性にあふれ、目立つカートを作れるかも採点対象となるなんてサイコーだ。

カートも自転車を2台連結したもの、大八車風、板にキャスターを付けただけっぽいやつ、本気のフルスクラッチボディ…など実に様々で、マシンの作りを見ているだけでも楽しい。おかだホテル 箱根にある「おかだホテル」従業員によるマシン。金太郎やロマンスカーなど”箱根名物”をあしらい魅力をアピールすし研究部

岐阜県から参戦の「すし研究部」は車えびを模したマシンでトライ

悪天候のせいもあって(?)、レースはアクシデントのオンパレード。原形をとどめないほど激しいクラッシュをするカートもあってギャラリーは大いに沸いたが、ドライバーがカートから落ちてしまったり、ケガしたりすると大幅な減点対象となる。そうした安全面をしっかり考慮したルールになっているあたりも好印象だ。

個性豊かなカートがたくさん出場した中でも、個人的に一番気に入ったのは、「日本にもう一度、米文化を!」をコンセプトに、米俵型のカートで出走した「おこめ倶楽部」。炊きたての白米となってゴールするはず…が途中の障害物で驚異の大前転を披露し、ベストクラッシュ賞を受賞した。

おこめ倶楽部 おこめ倶楽部 全65チームのレースを無事(?)終え、最後に表彰式を開催。プレゼンターは、大会スペシャルアンバサダーで自身もレースに参加した「UVER WORLD」の3人が務め、イベント終盤まで盛り上がりを見せた。

最後に、上位3チームと豪華ゲスト陣によるフォトセッションも

スタートからゴールまでの時間は一瞬だが、チームごとにさまざまな思いをカートに乗せ、このイベントに参加している様子が実に感動的。次にまた日本で開催されるなら、絶対出たい! そう思わせる敷居の低さとレースならではの興奮、感動にあふれたイベントだった。

文=田端邦彦
写真=阿部昌也

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