ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう

【荒川ケンタウロス インタビュー】3カ月連続配信シングルの第三弾は初のクリスマスソング!

DATE:
  • ガジェット通信 GetNewsを≫

自主レーベル、MY UNCLE IS VERY FAMOUS TENNIS PLAYER RECORDSを立ち上げた荒川ケンタウロスが3カ月連続で配信シングルをリリースする。それに併せ、お届けする全3回のインタビュー。その最終回は荒ケン初のクリスマスソング「Ring a bell」と11月11日にプラネタリウムで開催するアコースティックワンマンライヴの観どころについてメンバーが語ります。
L→R 尾越(Dr)、土田(Ba)、一戸(Vo)、楠本(Gu)、場前(Key) (okmusic UP's)
──「Ring a bell」は一戸さんの曲ですか?
一戸
「いや、楠本です(笑)。 」
──え、そうなんですか!?
一戸
「え、なんでですか?」
──てっきり一戸さんの曲だとばかり思っていました。
一戸
「そうですか? 」
楠本
「僕らしくないですか?」
一戸
「ねぇ。そこ気になるよね(笑)。」
場前
「そういうことなのかもしれないね。」
──初めてコンセプトを決めて作った曲だそうですね。
楠本
「全員で何曲か作ったんですよ。」
──あ、同じクリスマスソングというコンセプトで?
一戸
「そうでした。」
場前
「初めてそういう作り方をしてみようって。」
──なぜ、そういう作り方をしてみようということになったんですか? しかも、そのコンセプトが、この間のライヴでも言っていましたけど、荒川ケンタウロスがやりそうもないクリスマスソングというところが興味深い。
一戸
「今はもうマネジメントチームにはいないんですけど、僕らのマネージャーの上司にあたる人から“もっと世間に伝わりやすい言葉で作ってみたらどう?”って提案してもらったんです。だから、ちょっと違う感じがあるのかもしれない。歌詞は特に。今までの荒川ケンタウロスの言葉とはちょっと違うから。“分かりやすい”ってコンセプトがまずあって、“分かりやすいって何だろう?”ってとこから、クリスマスとか、ウェディングとかってキーワードが出てきて、それでできた曲ですね。」
──作りやすかったですか?
楠本
「どうですかねぇ。最初、サビの歌詞は全然違ったんですよ。」
一戸
「メロディーもだいぶ違ったよね。」
楠本
「Aメロも全然違ったね。この曲はメンバーはもちろん、マネージャーを含む、いろいろな人の意見を聞きながら作ったんですけど、僕自身、“ここは変えたほうがいいな”って思っていたところを指摘されたので、“もっといいものにできるはずだ”と素直に思えたし、歌詞も大サビは結構変えて…だいぶ悩みましたけどね。僕たちらしくないところもあるけど、単純に歌詞に重きを置きたいところもあったので、結果、いい歌詞に仕上がったと思います。」
──すごくいい歌ですよ。
楠本
「そう言ってもらえると嬉しいです。セルフプロデュースですからね(笑)。」
──絶妙なテンポ感で。
楠本
「あとはストリングスですよね。」
場前
「ここまでふんだんに入れたのは初めてだったので面白かったです。」
楠本
「ピアノのアレンジもデモの段階から場前くんとふたりで作り上げて。」
場前
「嬉しかったのは、僕が考えたイントロのフレーズがそのまま使われていることかな。」
楠本
「僕が想像もしていなかったようなフレーズを考えてくれて、聴き手の気持ちをがちっと掴めるイントロになりましたね。」
──ハーモニーが加わる終盤の盛り上がりも聴きどころですね。
楠本
「讃美歌みたいですよね。」
一戸
「讃美歌か?(笑)」
楠本
「いや、エンゼルヴォイスが流れてくるみたいな。」
一戸
「そういうイメージだったんだ。」
──あそこ、すごく好きです。あと、最後の畳み掛けるようなドラム。
尾越
「そうですね。」
楠本
「あれがドラマチックな仕上げをしてくれていると思います。」
──2番でサビに行かないで、間奏になる構成もいいですね。
楠本
「ありがとございます。でも、そんなに考えずに自然体でやっていますけど。」
──ストリングスを加えてドラマチックなアレンジにして、バンドサウンドおよびアンサンブルの魅力もしっかり伝えながら、一番の聴きどころは一戸さんのヴォーカルなんですかね?
楠本
「それはありますね。」
──特に大サビの畳み掛けるように盛り上げるところは。“畳み掛ける”って表現はちょっと違うかもしれないですけど。
一戸
「熱がぐわーっと上がる感じは得意なんですよ。でも、歌いながらまだまだだなって思ったのは、録っている最中、自分で自分の歌が分からないんですよね。歌っている時、モニタールームで聴いているエンジニアさんや楠本さんから、“そこ、もっと行っていいところだよ”とか、“もっとくれ”とか言われてやってみて、“あ、確かにいいな”ってなるところがまだまだ多くて。それを自分で気付けるようになりたいなって今回、レコーディングしながら思いました。終盤の盛り上がりも自分が想定していた以上にやってみたんですよ。」
楠本
「そうだったね。」
一戸
「それで良くなったからちょっと悔しいですけど(笑)。」
楠本
「悔しいって、自分でやっていることだけどね(笑)。」
一戸
「まぁそうなんですけど、自分でそれを一発目に出せたらカッコ良いじゃないですか。」
楠本
「歌っている本人は分からないものかもしれないですね。」
一戸
「録って聴いてを繰り返さないと、自分で判断するのは難しいですね。セルフプロデュースってそういうことなんですけど。」
楠本
「でも、歌が一番魅力的に伝わるという意味でキャッチーというか、泣けるものに仕上げてくれたとは思います。」
──“キャッチーで泣ける”とは言っても、全然安っぽいものにはなっていないところがいいですね。
楠本
「ふだん歌詞を書きながら、“君が好きだ”みたいなことはあまり言わないんですよ。今回、初めてじゃないかな。“好き”って言葉、使ったことあったっけ?」
一戸
「ないんじゃないかな。“愛”だってほとんどないじゃん。今回はそれに加えて《決して溶けない魔法》とくるんだからね(笑)。」
楠本
「いや、この歌詞、すごいと思うんですよ(笑)。」
一戸
「うんうん。コンセプトがあったからこその歌詞だよね。」
楠本
「“とけない魔法”って言ったら、普通、“解けない”じゃないですか。それが“溶けない”ですからね。これは“愛はこの胸焦がしても”という歌詞を受けて、焦がしても溶けないってことなんですよ。だから、決して漢字が間違っているわけではないんです。」
一戸
「この歌詞がどう受け入れられるか。」
楠本
「《会えない距離を線で結んだら どんなかたちが見えるの?》って歌詞を書きましたけど、付き合っているふたりにしか見えないものがあるんですよ。これはフィクションですかね(笑)。コンセプトがベタなだけに安っぽい歌にはしたくなかったんですよ。荒川ケンタウロスがこのコンセプトで作ったらこうなるんだって思ってもらえる曲になったと思います。この曲を聴いて“商業的になった”って言う人もいるのかな。」
──いや、いないと思いますよ(笑)。さて、3カ月連続でリリースする3曲を作ってみて、どんな手応えがありますか?
楠本
「全曲、方向性が違うと思うんですよね。ですけど、一番伝えたいのは、良い音楽をやっているっていうこと。感動したり、バカ騒ぎしたり、泣いたり、いろいろな受け取り方があると思うんですよ、音楽って。その全てをやりたいんです。いろいろな顔があるから、“荒川ケンタウロスってこんな作風だったっけ?”って言う人もいるかもしれないですけど、荒川ケンタウロスの魅力ってひとつに絞らなくてもいいと思います。コンセプトを決めてから作ったことがなかったけど、今回はできると思ったんですよ。実際、今いろいろなコンセプトでいろいろな曲を作っていますけど、その根底にあるのは音楽の素晴らしさ。聴いてくださる方は聴きながら楽しんでくれていると思うんですけど、僕らも音楽をやることが楽しいんですよ。作る過程では苦しいことも揉めることもありますけど、長いこと活動を続けられているのは、全員がそれを感じているからだと思います。」
──11月11日に“starry night flight”と題して、多摩六都科学館のプラネタリウムでアコースティックワンマンライヴを開催することが決まりましたね。
一戸
「プラネタリウムが好きなんですよ。音楽アーティストとコラボしているプラネタリウムが結構あって、僕らの曲も使われたらいいなって思いながら、ずっとイメージしていたんですよ。“ここで僕らの「天文学的少年」が流れたらなぁ”みたいに(笑)。それが今回、ライヴってかたちで実現するのが嬉しいです。星空と合うと思うんですよ、僕らの曲。どんなライヴになるんでしょうね?(笑)」
楠本
「はははは。」
一戸
「演者としてやるわけですけど、自分でも観たいですもん。」
楠本
「あぁ、それはね。」
一戸
「会場の多摩六都科学館に下見に行った時に、簡単に星空を映してもらって、「あすなろ」って曲を流してもらったんですよ。それがめっちゃ良くて、“これ! これ!”って。」
土田
「泣けた?」
一戸
「ぐっと来たんだよね。」
土田
「隣、誰がいたの?」
一戸
「マネージャーだったんだけどね(笑)。どうなるかまだ分からないですけど、自信を持ってお勧めできるライヴになると思います。」
──アコースティックライヴってことは、尾越さんは?
楠本
「ドラムセットが360度回転します。流星に合わせて(笑)。」
尾越
「それいいですね。」
楠本
「いいねぇ。」
一戸
「よくないよ!!」
尾越
「カホンとかミュートしたスネアとか、小さなドラムセットでやる予定です。」
楠本
「僕らはエレキでやります。」
土田
「お馴染みの曲をいつもとはちょっと違うアレンジで演奏する荒川ケンタウロスを、椅子に座ってじっくり観てもらえると思います。」
取材:山口智男
配信シングル「暁」
2017年8月16日配信開始

MY UNCLE IS VERY FAMOUS TENNIS PLAYER RECORDS

1曲 ¥250(税込)

<配信楽曲>

1.暁

2.暁(Original Karaoke)
配信シングル「ハートビートからknockしてるbaby」
2017年9月27日配信開始

MY UNCLE IS VERY FAMOUS TENNIS PLAYER RECORDS

1曲 ¥250(税込)

<配信楽曲>

1.ハートビートからknockしてるbaby

2.ハートビートからknockしてるbaby(Original Karaoke)
配信シングル「Ring a bell」
2017年10月25日配信開始

MY UNCLE IS VERY FAMOUS TENNIS PLAYER RECORDS

1曲 ¥250(税込)

<配信楽曲>

1.Ring a bell

2.Ring a bell(Original Karaoke)
ライヴ情報
『starry night flight』

11月11日(土) 東京・多摩六都科学館 

※アコースティックセット、2部編成

『荒川ケンタウロス ワンマンライブ』

2018年4月8日(日) 東京・渋谷CLUB QUATTRO

※詳細後日発表
荒川ケンタウロス
アラカワケンタウロス:2009年7月に東京・国分寺で結成された、誰にである日常をドラマチックな世界に変える5人組。バンド名は長尾謙一郎の漫画『おしゃれ手帖』から。インディーズでシングル1枚、ミニアルバム2枚、フルアルバム1枚をリリースしたのち、15年2月、ミニアルバム『玉子の王様』でメジャーデビュー。17年、自主レーベル“MY UNCLE IS VERY FAMOUS TENNIS PLAYER RECORDS”を立ち上げ、8月より3カ月連続で配信限定シングルをリリースする。
【第一弾「暁」インタビュー】

荒川ケンタウロスが自主レーベルを立ち上げ、完全セルフプロデュースで再スタート!

https://okmusic.jp/news/210771

【第二弾「ハートビートからknockしてるbaby」インタビュー】

3カ月連続配信シングルの第二弾はインパクトで勝負!

https://okmusic.jp/news/214595

カテゴリー : エンタメ タグ :
OKMusicの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。