元Withings社員が考案した血中酸素飽和度も測れるスマートウォッチ「FitOn」

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スマートウォッチの値段は最近少しずつ落ちてきているとはいえ、それでもやはり1万5000円〜3万円ほどするのが一般的だ。そんな中、Kickstarterにてキャンペーン当初たったの39ドル(約4430円)という値段で登場したスマートウォッチがある。

それが、ハイブリッド型スマートウォッチで有名な「Withings」の元社員が開発したスポーツ向けスマートウォッチ「FitOn」だ。

・血中酸素飽和度(SpO2)を測定可能!


FitOnは、iOSとAndroidに対応したスマートウォッチだ。その1番の魅力は「血中酸素飽和度」測定機能にある。厳密には血中酸素飽和度は、酸素濃度(SaO2)とは似て非なるものであるものの、体調管理のためには大変重要な要素だ。

実は、まだスマートウォッチで血中酸素濃度や飽和度を測れるものはまだ多く存在しておらず、あのApple Watchですらこの機能はまだ搭載していない。もちろん、そのほか心拍数、HRV(心拍変動)、睡眠度も測ることができる。

・防水(IP68)で、バッテリー駆動も4日


さらに、FitOnはIP68基準の防水仕様になっており、最大で水深50mにまで対応している。また、バッテリー駆動時間は最大4時間というから驚きだ。

ただ、ヘルストラッカー以外の機能としては、「通知を受ける」「電話を切る」「カメラ操作」「スマホを探す」「タイマー/ストップウォッチ」と限られているようで、どちらかといえばアスリートや健康志向の人向けのスマートウォッチといえるだろう。

キャンペーン当初の39ドル分は売り切れてしまったものの、FitOnは今なら49ドル(約5560円)で注文することが可能だ。血中酸素飽和度を測れて、この値段のスマートウォッチは今のところ市場ではまず存在しないだろう。

2017年11月19日までキャンペーンは実施されているようなので、スポーツをする人はぜひチェックしてみてほしい。

執筆:Doga

FitOn/Kickstarter

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