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世界初の浮遊型洋上風力発電がスコットランドで稼働、2万世帯分の電力賄う

デジタル・IT
世界中で再生可能エネルギーの導入が進んでいるが、それを支えているのが最新のテクノロジーだ。発電効率がめざましく向上しているのに加え、設置方法やコスト面でも改善がみられる。

このほどスコットランド沖で稼働した洋上風力発電「Hywind Scotland」も、最新技術が詰まっているもの。世界初の浮遊型の洋上風力発電施設で、海底に基礎を築かなくても設置できるという画期的なものだ。

・バランスを取りながら浮遊

Hywindはスコットランド第三規模の都市、アバディーンから25キロメートル沖に設置された。製造元のStaoil社によると、出力規模は30メガワットで、約2万世帯分の電力を賄うことが可能という。

洋上風力発電そのものは珍しくないが、Hywindは浮遊型という点で注目を集める。というのも、高さ175メートルもある施設のバランスをとりながら浮かせるという難題をクリアしているからだ。

・日本周辺でも使える?

では、浮遊型のメリットは何かというと、水深の深いところに設置できる点。Hywind方式では水深800メートルまで設置可能とのこと。

同社によると、洋上風力発電に適したポイントのほとんどは水深60メートル以上のところなのだという。しかし、実際問題として水深が深いところに施設を設置するのはかなり困難だし、コストもかかる。そうした問題を浮遊型ではクリアできるのだ。

日本の周辺海域も水深が深く、これが日本で洋上風力発電の設置が進まない理由の一つでもある。そうした観点から、今回のHywindの例は洋上風力発電促進の起爆剤になるのかもしれない。

Staoil

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