【SIGMA】「マクロも、景色も、暗所でも」玄人好みな単焦点【28mm F1.8】

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景色を押さえたい時でも、手元でマクロ撮影をしたいときでも、わりと活躍してくれる28mmの大口径広角単焦点レンズ、『SIGMA 28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO』です。

コンパクトデジタルカメラなど一般的なカメラはズーム機能がついてるのが当たり前なわけですが、一眼レフカメラの場合はレンズが換えられるというのをいいことに、用途に特化したレンズというのが多く出ていたりします。

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例えば今回紹介する“単焦点レンズ”は、なんとズームが出来ません。

遠くのものを写したければ自分で近づかなければいけないし、広く写したければ足を使って離れなければいけないわけです。そんな話を聞くと不便この上ない感じですが、ここまで不便になる替わりに、ズームの出来るレンズでは達成出来ないような明るい写真が撮れたりします。

レンズの明るさは、F1.8という数字の部分でわかるのですが、F1.4など数字が小さいほど、明るいレンズということになっています。ちなみに、ズームレンズだと、F4ぐらいが普通だったりします。

ズームをするためにはレンズの枚数が増えたりするので、光が通るレンズの枚数が増えるため、カメラに届くころにはある程度暗くなってしまうのですね。でも、単焦点レンズの場合は、レンズの枚数が少なかったり、そもそも口径が大きいので、光が多く入るといった設計になっていたりして、光がレンズを通過しても、明るいままカメラまで到達できるわけです。

どれくらい違うのかというと、夜にF4で写真を撮ると、肉眼で見ているのと変わらないぐらいの暗さですが、F1.8のレンズで写真を撮ると、肉眼で見るよりも明るく見られるのですね。

(F4で撮った写真です。↓)

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(F1.8で撮った写真です。↓)

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F1.8だと、夜なのに、空の青さがまだわかるぐらいだったりしますね。

また、広角のレンズの場合は、周辺がかなり暗くなってしまうレンズもあるのですが、SIGMA 28mm F1.8 EX DGは、気になるほどでもありません。

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近づいてマクロ撮影にも使えるし、風景も綺麗に写し取れるという広角単焦点レンズに興味のある人は、持っていても損はしないレンズだと思います。

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SIGMA 28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO

http://www.sigma-photo.co.jp/lens/wide/28_18.htm

レンズ構成     9群10枚
画角     75.4゜
絞り羽根枚数     9枚
最小絞り     F22
最短撮影距離     20cm
最大倍率     1:2.9
フィルター径     φ77mm
最大径×全長     φ83.6mm×82.5mm
重量     500g
希望小売価格 (税別)     50,000円

撮影:キヤノン EOS 5D Mark II

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ひろゆき

1年の1/3ぐらいは日本以外のどこかに居ます。

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