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自民党広報のツイートに物申す~みんなこのインチキに気付いてくれ~(モノシリンの3分でまとめるモノシリ話)

「過去最高」と自慢している。
どう思うよ。俺は怒りで頭がおかしくなりそうだぜ。
国民の知らないところで凄まじいインチキがされている。

なぜこのようなことをするのか?

アベノミクスが大失敗に終わっているからである。うまくいっていればこのようなことをする必要は無い。
アベノミクスがどのような失敗をしたか,そして,どれほどおそろしい副作用が待っているか,それは拙著「アベノミクスによろしく」を読んでいただければ分かる。

GDP改ざん疑惑についてもより詳細に分析している。

下記リンクは書籍のダイジェストだが,これだけでもだいたい理解できるはず。

*3:「書籍版「アベノミクスによろしく」発売」2017年10月04日 『モノシリンの3分でまとめるモノシリ話』
http://blog.monoshirin.com/entry/2017/10/04/214417

この本では,「株価が上がった」「雇用が改善した」等,アベノミクスの成果とされているものまで全て客観的データをもって否定している。

この本を書かなければ,私の認識は「どれだけ自民党がひどくても,少なくとも経済は民主党時代よりマシ」という状態のままだったであろう。

今は違う。

アベノミクスは史上最低最悪の経済政策であり,我が国最大の国難である。
大失敗に終わっただけでなく,超巨大な副作用を孕んでいる。
民主党時代の方が圧倒的にマシであった。比較にすらならない。

この記事に対して文句を言いたくなる輩もいるだろうが,まずは拙著を読んでから文句を言っていただきたい。

追記

本当に内閣府に問い合わせたのか疑問という輩がいたので,内閣府から来た回答メールをここにそのまま載せる。

これは拙著の担当編集本川氏の問い合わせに対して,内閣府の市原氏から回答されたものである。太字部分は筆者。

—————

集英社インターナショナル 本川様

平素より大変お世話になっております。
内閣府経済社会総合研究所の市原と申します。

昨日お問い合わせのあった件について連絡が遅くなり、申し訳ありません。

当方で確認しましたところ、「その他」は平成23年基準改定のうち、「2008SNA対応」を除いた部分になりますが、
産業連関表の取り込み、定義・概念・分類の変更、その他の推計方法の変更(建設コモ法の見直し)等々が含まれ、
様々な要素があり、どの項目にどれほど影響しているか等の内訳はございません。

ですが、以下の資料でそれぞれ、2008SNA対応とそれ以外で詳しく解説がありますので、
ご参考までに送付させていただきます。

プレアナウンス*4
*4「国民経済計算の平成23年基準改定に向けて」2016年09月15日 『内閣府』
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/seibi/2008sna/pdf/20160915_2008sna.pdf

↓さらに詳しく
利用上の注意*5
*4「国民経済計算の平成 23 年基準改定の概要について」2016年11月30日 『内閣府』
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/kakuhou/files/h27/sankou/pdf/tyui27.pdf

↓さらに詳しく
季刊*6
*4「国民経済計算の平成23年基準改定に向けて」2016年09月30日 『内閣府』
http://www.esri.go.jp/jp/archive/snaq/snaq161/snaq161_c.pdf

————

もちろんリンク先の資料も私は見ている。

「その他」についての説明はされているが,「具体的に」「どの項目が」「いくら」という内訳は無い。

ここでもう一度かさ上げの内訳表を見ていただきたい。

見ての通り,2008SNA対応部分については詳細な内訳がある。
しかし「その他」については,まったく内訳がない。ここで変な操作がされているなんて,よく見なければ気づかない。

名目GDPの改定要因について

この事実だけは本当に国民に知ってもらいたい。是非拡散を。

追記2

ブコメを見ると「内訳が書いてある資料がある」との指摘がある。
これはデマ。
ちゃんと読めば分かる。
前述のとおり,内閣府の資料には「その他」の説明は書いてある。
しかし,それだけ。
肝心の「具体的な数字」が書いていない。
私はその点を問題にしている。
2008SNA対応部分は,説明がある上に,「数字」で内訳がはっきり書かれている。しかし,「その他」には「数字の内訳」が出てこない。
だからブラックボックスになっているのである。

追記3

アベノミクス以降のかさ上げ額が極端に増えているのは,研究開発費が増えたからだ,との指摘を目にした。

ここは重大な点だから強調しておく。
「研究・開発(R&D)の資本化」は,「2008SNA対応部分」だ。
「その他」とは全く関係無い。
だから問題にしてるのだよ私は。

なお,この異常なかさ上げ現象を,私は「カサアゲノミクス」と呼んでいる。

執筆: この記事は自民党広報のツイートに物申す~みんなこのインチキに気付いてくれ~(モノシリンの3分でまとめるモノシリ話)からご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2017年10月16日時点のものです。

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