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LINE CTO朴イビン氏に聞く──LINEはクラウドAIプラットフォーム「Clova」で何をするのか

LINEとNAVERの技術を集大成である「Clova」と「WAVE」

LINEは2017年9月28日、渋谷のヒカリエホールで「LINE DEVELOPER DAY 2017」を開催した。

コミュニケーションアプリ「LINE」をはじめ、LINEのさまざまなサービスにおける技術領域でのチャレンジや社内の開発体制などを紹介する、エンジニア向け技術カンファレンス。2015年以来毎年開催され、今回が3回目になる。

今回は前回よりも規模を拡大してヒカリエの3つのホールを使い、同時進行で39のセッションが行われた。

LINEの技術ロードマップやAPI展開の紹介、Gatebox社・日本マイクロソフト社のゲストセッション、LINEの新卒採用試験問題を解説しながらのカジュアルトークなど盛りだくさんの内容。約1000人のエンジニアが参加した。



「LINEのサービスはラインナップも増え、ビジネス規模も急拡大しています。それを支えるのは社内外のエンジニアのみなさん。とりわけ社外のデベロッパーのみなさんと直接お会いし、議論することができて、個人的にはとても楽しいカンファレンスでした。

デベロッパーのみなさんにとっても、それぞれの技術を活かしてLINEとどんな協業ができるのか、そういうヒントをもたらすイベントではなかったかと思います」

と、カンファレンスの意義を総括するのは、LINE上級執行役員CTO朴イビン氏だ。

最も注目されたのは、やはりクラウドAIプラットフォーム「Clova(クローバ)」とその展開だろう。Clovaは、LINEとNAVERの共同開発プロジェクト。

LINEが持つコミュニケーション技術とNAVERが持つ自然言語処理や音声認識・合成技術、ニューラルネットワーク翻訳技術などの開発技術、さらに両社が持つ豊富なコンテンツやサービスを合体させることで、よりスマートなクラウドAIプラットフォームを実現するものとされている。

生活の中に浸透するAIが、新たなプラットフォームとなる

すでにClovaを搭載した製品としてアプリ「Clova App」とLINE初のハードウェアデバイスとなるスマートスピーカー「Clova WAVE」が登場している。

室内に設置したWAVEに呼びかければ、LINEの新着トークや、LINEニュースと連動した最新ニュースの読み上げ、スケジュールなどの情報を音声で伝えてくれる。

LINE MUSICと連携してユーザーの好みの曲を再生してくれるジュークボックス機能も備える。WAVEスピーカーはカンファレンスの直後、10月5日から正式版の発売が開始された。

「AIはけっして新しい技術ではありませんが、人々の生活を変えるものとして今やなくてはならないものになりつつあります。AI技術とその利用においてパラダイムシフトが起きているのです。AIが生活に密着した技術となるためには、そのインターフェイスも変わる必要があります。

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