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日本の伝統工芸品、海外の人が驚く意外な理由

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日本の伝統工芸品、海外の人が驚く意外な理由
J-WAVEの番組「ACROSS THE SKY」(ナビゲーター:玄理)のワンコーナー「TOKYO TREASURE」。10月15日(日)のオンエアでは、日本の伝統技術の可能性に注目すべく、伝統技術ディレクターの立川裕大さんをお迎えしました。

立川さんは日本各地の伝統工芸の職人と、建築家やデザイナーの間を取りもち、家具、照明器具、アートオブジェなどをオートクチュールで製作するプロジェクト「ubushina」を立ち上げ、東京スカイツリーや八芳園、CLASKAなどのデザインに関わり、海外にもクライアントを多く抱えています。

今までは、最先端の空間の中に、伝統技術が使われるということはあまりなかったそうです。そこで、立川さんはどんなところに日本の伝統技術に可能性を感じたのかお聞きしました。

立川:もともと、イタリアの家具の会社「Cassina」に勤めていて、営業の仕事をしていたんです。イタリアのことが大好きで、デザイン史にも遺るようなイタリアの巨匠と会うことができて、彼らから「君たちの足元にはもっとすごいものがあるんじゃないか」と教えられたような感じだったんです。そこで、自分たちのルーツに目覚めたんです。
玄理:海外のクライアントに喜ばれる、伝統的なプロダクトの特徴はありますか?
立川:個別に挙げるとキリがないけど、種類が豊富なことに、本当に驚かれるんです。「何でもできるんだな」と言われることがあって、経済産業省が指定している日本の伝統工芸品だけでも225もあるんです。おそらく、こんな国はほかにはなくて、使わない手はないって思ってます。

と、思わずうなる話が飛び出しました。さらに、立川さんが関わっている、富山県の鋳物メーカー「能作」での活動についてお聞きしました。スズでできた曲がる皿や、仏具の技術を転用した風鈴などが、都内のセレクトショップでは定番になっています。立川さんが関わる前と後では、どう変わったんでしょうか?

「初めて能作さんと出会ったのが99年なんですが、その頃は日本中の産地が疲弊してたんです。急いでなんとかしないといけない状況だったんです。たとえば”お鈴”は、仏具という切り口だと需要は伸びないけど、日用品という切り口で見ると、風鈴だったら需要はあると思って着手しました。習字の筆が化粧筆になるように、発想の転換で新しい需要が創出できるんです」

「能作」は海外進出していて、まだ模索の段階ではあるそうですが、できれば海外から富山に来てほしいと願っているそうです。

玄理:日本の伝統技術を海外に発信していくうえで、重要なことはどんなことなのでしょう?
立川:日本の美意識や価値が効くんじゃないかと思います。水墨画には色がないのに、余白の部分を想像させるのと同様に、「能作」の曲がる皿も、折り紙のように使う人が介入する余地があるんです。そういうのが支持されてるのではないかと思います。

今後は、現代アートにおける伝統文化の活用、日本でもスーパー・ブランドを作れるようにチャレンジしていくとのことでした。今後、どんな新しいものが生み出されるのか楽しみですね♪

さて、次回22日(日)の放送は、映画監督・行定勲さんを迎えて、ご自身が大きな影響を受けたという「台湾」の魅力について伺ったり、日本での台湾ブームのキーパーソン、「LIP」の田中佑典さんをお迎えして、台湾の最新トレンド・スポットを伺います。どうぞ、お楽しみに!

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【番組情報】
番組名:「ACROSS THE SKY」
放送日時:毎週日曜 9時−12時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/acrossthesky/

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