後輩芸人と営業の合間に、スベッたあとの反省会に…ペナルティ・ヒデさんがお風呂愛を語る!【#幸せお風呂生活 Vol.1】

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後輩芸人と営業の合間に、スベッたあとの反省会に…ペナルティ・ヒデさんがお風呂愛を語る!【#幸せお風呂生活 Vol.1】

忙しい現代人は、お風呂につからずシャワーでササッと済ませてしまうことが多い…。実家が銭湯の筆者としては、とても悲しいことです! 湯船に入ると健康や美容にもいいので、個人的には必ず湯船にお湯をためて入るようにしています。 そこでこの連載では、「お風呂生活」の良さを啓蒙するため、著名な方々のお風呂への愛やこだわりを語ってもらいます!

子ども時代から、サッカーに熱中した青春時代まで…… お風呂とともに成長してきた

初回に登場していただいたのは“お風呂好き芸人”として知られる、ペナルティ・ヒデさん!

最初にお風呂が好きになったきっかけはいつ? と聞くと、「たしか産湯につかってたとき……」と、いきなりボケてくれた。

「実際には、小学校に上がる前ぐらいですかね。12月31日に、兄貴が『近所の銭湯に行こう』って言ったんですよ。大みそかだから家もバタバタで、子どもが邪魔だったんでしょうね(笑)。子どもたちだけでも『行ってこい、行ってこい!』っていう時代。

そこで兄弟のコミュニケーションがあって、楽しかったんですよ。それ以来は毎年行くようになりました。思春期になってカラダがいろいろ変わってくる(笑)までは行ってましたね。ボクが中2、兄が高1かな」

ヒデさんは、当時の銭湯を“人生の教科書みたいなもの”だったと話す。銭湯で出会う大人たちに、マナーを教えてもらうことも多かったという。

その後、市立船橋高校、専修大学という名門のサッカー部でプレー。寮生活でも、お風呂に関する思い出は多い。

「大学の寮は共同風呂でした。1年生のころは、必ず最後に入る。上級生たちが入って垢の浮いた風呂につかって、全部掃除してから出る、なんて経験もしましたね~」

 

地方営業中に銭湯へ……芸人仲間とのコミュニケーションは“裸の付き合い”

「芸人になってからも、若手のころは、営業のワンステージめと、ツーステージめの合間に銭湯に行ってましたよ! マネージャーに『このへん銭湯ある?』って聞いたりして。

おととし北海道に営業に行ったときは、とにかく明るい安村、2700(現ツネハッチャン)、大西ライオンと銭湯へ行きましたね~。まわりのお客さんをこっそりネタにしながら『こんな○○はイヤだ』とか、大喜利みたいなことをしたんです。風呂だけに大スベリ(笑)してもお湯に流すということで……」

――みなさん、そんなに仲がいいんですね!

「いやいや、大西ライオンに至っては嫌いです(笑)。15年ネタをつくってない男ですよ。正月なんかグアム旅行でゴルフなんかして…(以下、省略)。まあ、そういう機会がないと、みんないい歳になって結婚もして、和気あいあいとすることもないですからね」

後輩芸人のチャド・マレーンさんと五反田で一緒に暮らしていたときは、「初詣のあと、近くにある『戸越銀座温泉』に行くのが恒例だった」というエピソードも。

ヒデさんのお風呂好きには、コミュニケーションに関する考えが根底にあるよう。

「ボク、スマートフォンは大好きなんですけど、ゲームやLINEをやらないんです。そういうモノになんのウェイトも置いていない。対面で会ったり、直接コミュニケーションするのが好きなんですよ。それが、お風呂だとすごく近づけるでしょう。だから風呂が好きなのかもしれないですね」

今でも、ご自宅ではゆっくりお風呂につかるのが大事な習慣になっているとか。

「家を建てるときに3つ条件があったんです。ガレージと書斎が合体した『秘密基地』、BBQができる『インナーガーデン』。そしてもうひとつが『こだわりのお風呂』でした」

▲ヒデさんがこだわった自宅のお風呂はこちら!

「とくにクソスベッたときは、まあ~入ってますね。家族のなかで一番最後に入ることが多いので、反省会になっちゃいます。完全に1人になれるってお風呂だけでしょう? トイレも1人ですけど、トイレじゃそんなに長い時間入らないし……。

失敗を寝る直前まで引っ張ってしまう性格なので、お風呂で終わらせないとダメなんです。収録で『あそこもっとイケたなあ……』とか、インタビューのときも、『芸人だから笑いも入れて、シメはいい感じで終わらせればよかった……』とか、いくらでもありますよ」

「1日の最後、ベッドに行くまでの序章という大切な場所なんです。カミさんにキスしない日もありますけど、風呂に入らない日はないですからね」

素敵な夫婦愛ジョーク(?)も披露してくれたヒデさん。

後編では、お風呂をめぐる家族のふれあいについてききました!

撮影:池田博美
ヒデさん思い出の戸越銀座温泉

【基本情報】
名称 : 戸越銀座温泉
住所 : 東京都品川区戸越2-1-6
電話番号 : 03-3782-7400
アクセス : 都営浅草線「戸越」駅より徒歩3分、東急池上線「戸越銀座」駅より徒歩5分
料金 : 大人460円 中学生300円 小学生180円 未熟学児80円 サウナ750円(入浴料込)
公式HP : http://togoshiginzaonsen.com/

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