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ネットの話題をきっかけにまさかの展開…聴覚過敏への理解と周知のためのシンボルマークができるまで

先日、聴覚過敏のある息子と電車に乗っていたら息子がつけていたイヤーマフを「ヘッドホンで音楽を聴かせている」と勘違いされたというツイートを紹介するとともに、感覚過敏について考える記事を執筆しました。

そしてこの記事を書きながら思ったことを、かねて親交のあった図記号のプロである石井マーク株式会社の社長に話を振ってみたところ、更なる展開へと繋がって行くことになりました。普段記事は書いて終わりがほとんど。まれに「その後」を書くことはあっても、自らその後へ繋げてしまったのはこれが初めてです。

【さらに詳しい元の記事はこちら】

事の発端は筆者の個人アカウントでのツイート。「いしいしゃっちょ、何かいいマークあります?」と記事を執筆した時に思った旨を、記事へのリンクつけで実に軽いノリで石井マーク社長に振ってしまっています。

いしいしゃっちょ、何かいいマークあります?@ishiimark_sign https://t.co/PeOSOqBWPC

— 梓川みいな★ (@mi_azusagawa) 2017年10月2日

俳優の石井マークさんとは違う、安全や社会福祉、防犯防災などの話題をユニークなイラストを交えてツイートされている大阪の石井マーク株式会社の社長です。以前から視覚障害の啓発活動にも積極的で福祉面の話題で交流がありましたので多少のおふざけも許される間柄なのですが、こんなに話題になるならもっとちゃんとした文章で振れば良かったと盛大に今更後悔。

それはさて置き、このツイートに反応して下さった石井社長、数時間後には3つの図案を提案してくれました。「図記号だけでは伝えるのは難しいですね」と生意気にも返す筆者に対し、更に石井社長は図案を提案。最初に1番目の「うさぴん」に説明の文言を入れた図案を提案して下さいました。

カルロスです。ここはマークで何かを伝えようとする際に重要な点ですが、伝えたい対象者、表示するシーン、運用方法によっても設計要件は異なり、そこがずれると役に立たンものです。
例えば周知活動が前提にあるなら①のうさぴんマークも良いですが、「知らない人」にも伝わるサインではありません。 pic.twitter.com/yomjf2c0Cb

— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) 2017年10月2日

この文字入りのシンボルマーク「苦手な音を防いでいます」が同じく聴覚過敏を持ったツイッターユーザに次々と支持され、さらにはまとめサービスtogetterでもまとめられ大きく反響が広がりました。

ネットの話題をきっかけにまさかの展開…聴覚過敏への理解と周知のためのシンボルマークができるまで第2案
ネットの話題をきっかけにまさかの展開…聴覚過敏への理解と周知のためのシンボルマークができるまで第3案

更に、小学生にも分かりやすいシンボルマークがあるといいかもという意見も出され、これを受けて更に文字の表記を改良したものを提案されています。
ネットの話題をきっかけにまさかの展開…聴覚過敏への理解と周知のためのシンボルマークができるまで小学生にも分かりやすいシンボルマークとして考案

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