PUNPEE、ヒップホップに傾倒したきっかけ語る

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PUNPEE、ヒップホップに傾倒したきっかけ語る
J-WAVEでは10月9日(月・祝)に特別番組「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL TIME MACHINE RADIO」(ナビゲーター:蔦谷好位置)を9時間にわたって放送しました。今回は、蔦谷が注目しているアーティストのひとり、PUNPEEさんをスタジオにお迎えした模様をお届けします。

PUNPEEさんは板橋区出身のラッパーで、プロデューサー、DJミックス、アーティストのプロデュース、リミックス、サウンドエンジニアリングまで幅広く手がけ、ジャンルを超えたアーティストとのコラボも行っています。また、リリースしたアルバム「MODERN TIMES」について、蔦谷は「非常に楽しかったです!」と感激していました。そんなPUNPEEさんが、音楽を始めたきっかけの話になりました。

蔦谷:今日は、聞きたいことがたくさんあるんですけど、そもそも、音楽を始めたきっかけは?
PUNPEE:親父が山下達郎さんが大好きで、山下さんがおすすめするレコードを探していて、さらにそのルーツになるレコードを探してたから、家にはレコードがたくさんあったんです。母親もカバーバンドをやったり、歌を歌ってたので、子どもの頃から音楽の環境はありましたね。
蔦谷:PUNPEEさんの曲は、サンプリングを基調としていてヒップホップのマナーがありながらも、センスが新しくて。それでいて…サンプリングだけじゃない、楽器とかもやってたんじゃないかって感じがするんです。
PUNPEE:最初はギターから入りました。その後、バンドにギターやベースで参加するようになりました。ヒップホップを作る人は、理論は関係なくサンプリングから作る人が多いと思いますが、もしかしたら俺の場合はバンドという基礎があって、そこから長い時間、ヒップホップにハマることになったからかもしれないです。

最近はヒップホップが注目されている影響で、音楽を始める人たちの間で、ヒップホップはロックやポップスなどに並んで、選択肢の一つになっていて、そのおかげでクオリティが上がっているそうです。そんなPUNPEEさんは、宇多田ヒカルさんの「光」のリミックス「光 −Ray Of Hope MIX−」でも大きな話題になりました。PUNPEEさんは、宇多田ヒカルさんの曲をずっと聴いていたそうです。

PUNPEE:宇多田さんがデビューした頃は、R&Bっぽい感じだったけど、途中から“宇多田さん”というパーソナルなジャンルになってきて。俺もその頃に、聴く音楽のジャンルが変わってきて、自分でも曲を作り始めたんで「リンクするところがある」と勝手に思ってました。ずっと追いかけていたので、関われたのは本当に嬉しくて。
蔦谷:「“宇多田さん”というパーソナルなジャンル」というのは宇多田さんという“人”そのものがメディアになってるっていう感じですね。

蔦谷が「PUNPEEさんもそんな特異な感じがしますよ」というと、PUNPEEさんは少し照れていました。

続いて、ヒップホップに傾倒していったきっかけについてお聞きしました。

「Beastie Boysみたいに、秘密基地のようなところで楽器やサンプラーで一緒に作りながら、昼休みにはバスケットボールをすることに憧れたんです。バンドとロックの融合、じゃないけど…そういうものに食らってNasやJay Zなどの、ガチなヒップホップに傾いた感じです」(PUNPEEさん)

さらに、PUNPEEさんがサンプリングを中心にしている理由についてお聞きしたところ「音を取り込むときに、音が割れたりする”事故”が起こりやすいから好きなんです」とのことでした。

オンエアではそのほか、PUNPEEさんが影響を受けたヒップホップ・ナンバーを紹介したりしました!

【番組情報】
番組名:特別番組「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL TIME MACHINE RADIO」
放送日時:10月9日(月・祝)9時−17時55分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/holiday/20171009/

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