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江戸商人の第6感は研ぎ澄まされていた!? 取り戻したい「江戸しぐさ」

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戦前、百貨店の松屋では、お客さんが帰るときには、「ありがとうございます」ではなく、「ありがたく、お礼申し上げます」と言っていたのをご存知でしたか?
今お店を出るときに、「ありがたく、お礼申し上げます」と言われたら、かなりびっくりするでしょうね。
 
江戸時代の町衆たちは、出会う人はみな「仏の化身」と考えて、失礼のないしぐさを身につけていたそうです。
自分は1歩引いて相手を立て、決して傷つけない。威張りもしなければ、こびもしない。対等な人間同士として、ごく自然に江戸しぐさを実践していたようです。
平和で安心な社会を支えた「江戸しぐさ」は、今の人間関係を円滑にするのにも役に立つ知恵の宝庫でしょう。そんな「江戸しぐさ」から、面白いお話を2つ紹介させていただきます。
 
■「ロクを養い、ロクを利かす」
ロクって何? と思われた方も多いでしょう。一言で言えば第6感のことです。江戸商人はロクが利くか利かないかで将来がかかっていたと言われています。その「冴え」は今のビジネスマンの比にならないほどだったとか。
見る、聴く、嗅ぐ、味わう、触るの5感を研ぎ澄ませることで、情報を得てあらゆることを判断していたという江戸商人。関東大震災の朝、多くの江戸っ子が東京を、まさに第6感で離れたという話もあるそうです! 本能的な行動に驚きました。
情報が溢れている現在では、自分でカンを研ぎ澄ませて、先見性や洞察力・状況判断力などを身につけていく必要がなくなっているのかもしれないですね。ぜひわたしも第6感を冴えわたらせたいです。
■「江戸の歴史は十当、人の気持ちも十当」
名君といわれた将軍・徳川吉宗は「江戸には60万の江戸がある」と言ったそうです。60万というのは、当時の江戸の人口。その1人ひとりがそれぞれ違う江戸の考え方があるというのを見通していた吉宗はすごいですよね。
何事にも臨機応変に対応し、ケースバイケースで手段を講じるのは、会社でも私生活でも大事なことだと思います。「柔軟な考え方をしよう」という考え方が江戸時代からあったなんて知りませんでした。
他にも「江戸しぐさ」には、現代でも使いたい態度や考え方がたくさんあります。わたしも自然と「江戸しぐさ」が使える魅力的な人になりたいなぁ。
興味がある方は、ぜひ「江戸しぐさ」を調べてみてはいかがでしょうか?
photo by Thinkstock/Getty Images
江戸しぐさWikipedia
(日向みるく)



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