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北陸にアイドル文化を!LIVE無料で5周年「北陸アイドルフェスティバル」は熱い

2017年9月16~18日、石川県小松駅のエリアで、第5回北陸アイドルフェスティバル(以下、HIF)が開催された。あいにくの台風が近づく中、遠くは東北、沖縄など全国から59組のアイドルが集結し、3日間合わせ約4,000人のお客さんで盛り上がった。

 

有名な「東京アイドルフェスティバル」のように、大きなホールでメジャーアイドルが登場するわけではない。59組のアイドルは決して全国区とは言い難いローカルアイドル(以下、ロコドル)ばかり。

 

HIFの会場は、駅の高架下と広場に組んだ2つの無料開放ステージがメインだ。

20分程の持ち時間で次から次へとアイドルが登場し持ち歌を披露して行く。失礼ながら知らないグループは沢山いた。でもステージ前には地元から駆けつけた熱心なファン、一度会いたかったというコアなファンなどがコールを叫んで応援している。おじさん、おばさん、学生さん、ちびっ子も、何の騒ぎ?くらいの興味を持って足を止め覗いていた。見た目に派手さはないが、これだけ多くのアイドルを集めるフェスは、政令指定都市のない県では最大だろう。

 

そのHIFが今年で5周年という節目を迎えた。資金が乏しいので毎年オープンな会場を借り、必要最小限のセットや機材を用意。採算はど返しで開催してきた。

 

企画・運営をする石川県オタク文化推進委員会の西良弘さんに伺った。西さんは、石川県のロコドル「おやゆびプリンセス」(以下、おやプリ)のマネージャー。100キロを越す巨体という風貌もあってかロコドル界ではちょっとした有名人だ。

 

____HIF5周年おめでとうございます

西 「有難うございます。実は、誰かに言われるまで5周年って気づかなくて(笑)。HIF実行委員会のスタッフが全国のアイドルさんに声をかけまくったら、凄い数が集まっちゃって。感謝感謝です」

 

____アイドルさんは、ノーギャラって伺いましたが!? 

西 「ですね(笑)、本当は出してあげたいけど入場無料ライブなんで。ただ、私んとこの『おやプリ』も全国のイベントに声をかけていただきますが、結構ノーギャラが多いんですよ。でも、参加すれば自分たちをアピールできるし、頑張れば物販の売上も結構ある。ある意味、売り込みの場なので他のアイドルのファンを奪う気持ちでみんなやっているはずです。弱肉強食ですからね」

 

大切なファンのため

総勢59組のアイドルの出番は、3日全て、2日、1日だけ、など参加日はいろいろで、ライブ持ち時間は長くて25分だ。これだと、特に遠くから駆けつけたのに1度しか見られないというのも忍びない。そこで今回は3つのステージを設置する工夫をした。駅正面右側の高架下にAステージ、左側の離れた広場にBステージ。更に夜は、隣接する「マッツ」というライブハウスを用意し、ここだけ入場料をいただくことにした。この3つのステージで、1アイドル最大で2回ライブを披露できるようにしたのだ。

 

※タイムスケジュール、びっしり!

 

※アイドルも設営、撤収をお手伝い。リアルな運営スタッフは5,6人しかいないそうだ

 

____そもそも、HIFを開催するきっかけは?

西 「2012年に『おやゆびプリンセス』を作ったんですが、石川県ってアイドル不毛地帯だったんです。活動を披露する場も少ないし、しかも単独だと知名度がないから人が集まらない。隣県で同じ思いをしているアイドルさんも多いだろうな~と思ったので、じゃあ集めて無料でライブして、大勢の人に観てもらって知ってもらおうと。そこで最初(2013年)に金沢駅前のイベントフロアを借りて開催しました」

 

私の想像で、西さんはアイドルオタクで、東京の大学を出て、芸能関係の仕事に携わって、「いつか地元でアイドルを作りたい」という夢を持っていて地元に戻った・・・とか、そんな感じのプロフィールかと思っていたのだが、実際は全然違った(笑)。

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