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作家フランツ・カフカが恋人に残した手紙

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作家フランツ・カフカが恋人に残した手紙
J-WAVEの番組「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「SAPPORO AINO Skal WHITE SOUR GOOD TIME!」。このコーナーでは様々な愛のストーリーと音楽をお届けしていますが、10月3日(火)のオンエアは、チェコ・プラハの作家フランツ・カフカの手紙にまつわる物語をお届けしました。

まだ電話が普及していない時代、昼間はサラリーマンとして働き、夜は小説を執筆していたカフカは、その合間を縫って、遠くにいる友人や家族、そして恋人に手紙を書き続けました。生涯で2人の女性と婚約し、恋人も何人かいたカフカ。女性たちには特にたくさんの手紙をしたためています。多い時には、朝に1通書き、勤め先でも書き、夜も家で書き、夜明けにまた書く…といった日もあったほど。

返事がないときにはねだる手紙を送り、それが届くと喜んでまた返事を書いたカフカ。そんなふうに、恋人たちに熱心に思いを伝え続けたカフカですが、結婚は誰ともしませんでした。日記には、愛についてこんな文章も。

「思えばこれまで、1度も『あなたが好きです』と言われた覚えがない」

カフカにとっての愛や恋人というものは、小説を書く生活や、自らが抱える孤独をどうしても超えることはない、心の底から求めながらも不完全な存在だったのです。

今、私たちはカフカが残した手紙のほとんどを読むことができます。それは、カフカのかつての恋人たちが、別れた後も手紙を大切に保管していたから。カフカと2度も婚約を交わしながら結婚に至らなかった女性フェリーチェ。彼女は別の男性と結婚した後も、500通にも及ぶカフカからの手紙をそばに置いていました。夫がいる身でありながら、カフカと恋人関係にあった女性ミレナ。戦争の最中、身の危険を感じたミレナは、友人の編集者にカフカの手紙を託し、終戦後は手紙だけが生き残ったと言います。

時代の波に翻弄されながらも、カフカのかつての恋人たちはカフカの手紙を守り抜いたのです。カフカの手紙は、彼が残した小説と共に今も静かに息づいています。

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【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時−16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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