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自律神経の乱れが口臭の原因に? 口と全身の関わりについて聞く(2)

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自律神経の乱れが口臭の原因に? 口と全身の関わりについて聞く(2)

口の中が乾いてネバネバする、唾液が少なくて食べ物が飲み込みにくい、口臭が気になるなど「ドライマウス」は生活の大敵。

こんな症状に悩まされている人がいる一方、「水分をこまめにとればいいかな」と軽く考えて、ドライマウスの原因について考えることは少ないかもしれません。でも、唾液の分泌量が減るドライマウスには、もっと大きな健康上の問題が潜んでいる可能性があります。

その問題とはいかなるものか。『自律神経は1分で整う! ──人生が変わるお口の健康と自律神経の話』(自由国民社刊)の著者で、「日本リバース」院長の今野清志さんにお話をうかがいました。その後編をお届けします。

――前編では、自律神経は長い時間をかけて乱れていくというお話がありました。となると、元に戻すのにもやはり長い時間がかかるのでしょうか。

今野:それはやり方にもよります。手っ取り早く改善したいなら運動が一番で、特に内臓を刺激するような運動ですね。私は「臓器に汗をかく運動」と言っているのですが、ジャンプは内臓を刺激しますし、呼吸だって、少し意識をすれば内臓を使う立派な運動です。それらの詳しいやり方を今回の本では解説しています。

音楽を聴いてリラックスするといった方法もありますが、これはあくまで表面的なものです。自律神経の乱れの根本的な解決にはならないというのは覚えておいた方がいいと思います。

――本書では、自律神経の乱れがドライマウスを引き起こし、ドライマウスの改善が自律神経の乱れの改善につながるとされています。自律神経が乱れていると唾液が少なくなるのはわかりますが、唾液が少ないのは自律神経の乱れのいち症状であって、唾液を増やせば自律神経が整うという論理は成り立たない気がします。この辺りはどう理解すればいいでしょうか。

今野:これは論理が逆転しているわけではなく、この本で「ドライマウス」を改善するための運動として紹介しているエクササイズは、いずれも自律神経全体を整えるためのものだということです。

ドライマウスの改善はもちろん、全身の調子が上がってくるはずなので、試してみていただきたいですね。

――ただ、唾液は年齢と共に分泌量が減るとも聞いたことがあります。

今野:「歳だから仕方がない」と諦めるのは少し違っています。これは体の衰え全般に言えることですが、加齢とともに人の体がどう変わるかというと、栄養と酸素の吸収量が減ってくるんです。つまり、一種の栄養失調なわけで、それさえ補ってあげれば歳をとっても、体の機能はそれほど衰えません。年齢以上に衰えてしまう人と、いつまでも元気な人の違いはそこにあります。

栄養の取り込みは内臓の役割で、内臓の働きを司っているのは、やはり自律神経なんです。だから自律神経を整えるように運動をしたり、栄養を積極的に摂ったりということは普段から心がけるべきです。

――酸素についてはいかがですか?

今野:30代の人と比べると、50代の人は酸素の最大摂取量が65%になるといわれます。60代になると60%で、70代だと50%です。

酸素は人間の生命を維持する原動力ですから、その摂取量が減った状態で栄養をたくさん摂ろうとしても、食が細くなってなかなか食べられません。栄養状態の改善と酸素の摂取量の改善はセットで考えるべきで、心肺機能も日頃から鍛えておくことが大切です。

――夏の盛りは過ぎたとはいえ、まだ暑い日も多いです。こういう時期は自律神経が乱れやすいと聞きますが、乗り切るためのアドバイスをいただきたいです。

今野:暑い時期は心臓に負担がかかりますし、朝晩と日中の寒暖差で内臓も弱りやすいといえます。

乗り切るためのアドバイスになるかはわかりませんが、やはりいつも以上に生活習慣に気を配っていただきたいということに尽きますね。きちんと食べてきちんと眠るという、「隗より始めよ」ではないですが、基本的なところを見直していただいたいです。

――最後になりますが、読者の方々にメッセージをお願いいたします。

今野:繰り返しになりますが、口はものを食べて、言葉を話してという、人間にとってとても重要なものなのですが、その認識がない方があまりにも多いので、まずは自分の生活や健康と口の状態との関わりに気づいてほしいと思います。

そこから、どのように口の状態と自律神経の乱れを改善していくかということは、本の中でくわしく書いています。この本が、健康を取り戻したり、健康について考え直すきっかけになればうれしいですね。

(新刊JP編集部)

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