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『けもフレ』“たつきショック”株価影響も 波紋広がる


人気アニメ『けものフレンズ』で監督を務めているたつき氏が9月25日、自身のツイッターで、同アニメのプロジェクトを降板すると報告した。ネットでは“たつきショック”として、波紋を広げている。

『けものフレンズ』とは、今年3月まで放送されていたアニメ。超巨大総合動物園「ジャパリパーク」にいる、ヒトの姿をした動物「アニマルガール」たち が繰り広げる冒険物語だ。SNS上ではキャラクターたちが使用する「すごーい」「君は〇〇なフレンズなんだね」などのセリフが飛び交うなど話題を呼んだ。8月にはニコニコ動画で公開されている第1話が1000万再生を突破。放送終了後も、続編の制作が発表されていることもあり、動物園 をはじめ日清やJRAなど企業とのコラボレーション企画も盛んに行われ根強い人気を誇っている。

こうした人気は、監督であるたつき氏の、低予算という逆境の中での手腕によるところが大きいといわれており、ファンの間では“最大の功労者”とも称されるほどだ。事実、アニメメディア「アニメイトタイムズ」によるKADOKAWAの梶井斉氏へのインタビューで、「たつき氏の作業はどこからどこまでか?」という質問に、梶井氏は「声優以外は全部」「全12話をひとりで演出している」などと回答している。たつき氏なしでは今日のヒットはなかったと言っても過言ではないのだ。

たつき氏の降板発表にTwitterでは、

“ショックで昨日はなにもいえなかったけど、たつき監督の件つらすぎでしょ…”
“たつき監督降板の何が悲しいかって,いままでのコラボ等で関係者や声優さんたちがわきあいあいとしてたツイートまで,今後いままでのようには見られなくなるってことだ。”
“この流れで「ごめんなさい!やっぱりたつき監督にお願いします!」となったら、2期も大ヒットするだろうな。戦略だったら見事だね。”

など様々な憶測が飛び交うなか、

“今日のカドカワの株価の動き気になるところ。もし暴落してくれたらたつき監督解任の件釈明せざるを得ないだろうけど、禁書3期決定でちょっと緩和されそうw ”
“たつきショックでニコニコのプレミアム会員解約者が続出みたいなニュースがヤフートップにでも載ればそれなりに株価は落としそう ”
“たつきを一度解雇することでけもふれの話題に火を着けて電撃復帰に映画決定、アプリ配信によって結果株価をあげるっていう角川の戦略説”

と株価への影響に注目する声も。

その後26日の午後1時すぎ、「日経新聞電子版」が「カドカワが軟調 人気アニメの監督降板、悪影響を懸念」と記事にする事態にまでに発展。懸念された株価は前日比45円(3.3%)安の1326円まで下落したという。同記事では、その要因を「現在は第2期のシリーズを制作中。作品の人気化に一役買った監督の降板で不安が広がった」と分析している。

たつき氏は最終話を補完する12.1話を動画サイトに投稿するなど、ファンサービスにも定評があったことから、たつき氏の降板は多くの波紋を呼んだようだ。
(山中一生)

■関連リンク
・けものフレンズプロジェクト|公式サイト
http://kemono-friends.jp/
・<東証>カドカワが軟調 人気アニメの監督降板、悪影響を懸念
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL26HTI_W7A920C1000000/
・話題沸騰中の『けものフレンズ』、プロジェクトチームに初インタビュー!
http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1488452395

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