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新「Firefox」ベータ版登場 「Chrome」と比較の声

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Mozillaは9月26日、ウェブブラウザ「Firefox」の新バージョン「Firefox Quantum」のベータ版のリリースを公式ブログ上で発表した。ネットでは、Googleのブラウザ「Chrome」と比較し、導入を検討する声が あふれている。

これまで、「Firefox」は新バージョンが登場するたび、Firefox 22、Firefox 23…のように、更新に合わせて末尾の数値を増やしてきただけだったが、今回は「Firefox 57」ではなく、革新性を表現するために「Firefox Quantum」という名称を使用したという。複数のCPUコアをより効果的に使用する工夫をはじめ、「Rust」言語によるCSSエンジンを採用するなど改良を重ねたことで高速化を実現。今年3月にリリースしたバージョン「52」と比べ2倍速くなり、メモリ消費も「Chrome」より30%少なく抑えられているという。

ブログには、「Chrome」との比較動画も投稿されている。「Firefox Quantum」と「Chrome」で、YouTubeやYahoo!など10のウェブサイトの表示スピードを比較した映像において、「Firefox Quantumがしばしば知覚的に高速(Firefox Quantum is often perceivably faster.)」であることをアピール。最後には「あなた自身がテストしてみて」とメッセージを表示し、自信をのぞかせる。

Twitter上には、

“Firefox Quantumのベータ版入れてみた。軽い。これならChromeといい勝負。”
“Firefox Quantum、確かに早い気がする。Chromeから乗り換えようかな。 ”

と称賛する声がある一方で、

“ChromeもFirefoxもアドオンありきなものだし、新しいFirefoxで使えるアドオンが少なくなる予定なら結局Chromeでいいじやんって感じ”
“倍速で走るFirefox Quantumとか宣伝してるけど。これまで使ってきた物が死滅するダメージと引き替えとなると生産性としては逆に低下する気しかしない”

と、「Firefox Quantum」では新仕様に対応したアドオンしか使えなくなる ため、これまでのFirefoxから引き継げないアドオンがあると、かえって不便になってしまう と懸念する声も。

米調査会社Net Applicationsによる2017年8月のデスクトップのブラウザシェアでは、「Chrome」(59.38%)、「Microsoft Internet Explorer」(15.58%)に次いで「Firefox」(12.28%)は3位につけている。今年7月には「Chrome」がアップデート。「Firefox」今回のリリースは、その対抗とシェア奪還の意味合いが強いといえそうだ。

対「Chrome」を鮮明に打ち出した「Firefox Quantum」。ユーザーの評価は割れているが、はたしてシェア争いの切り札となるのだろうか。
(山中一生)

■関連リンク
・Firefox Quantum
https://www.mozilla.org/en-US/firefox/quantum/
・Start Your Engines – Firefox Quantum Lands in Beta, Developer Edition
https://blog.mozilla.org/blog/2017/09/26/firefox-quantum-beta-developer-edition/
・Desktop Top Browser Share Trend
https://netmarketshare.com/

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