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好みじゃない男からしか言い寄られない。でも、結婚したい。

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「たまに好意を見せてくれる男性はいます。でも、ぜんぜん好みじゃないタイプばかりで…」

「低学歴だったり非モテっぽかったり、言っちゃ悪いけど、レベルが低い男性からしか言い寄られなくて…」

「私、男性からの需要がないんです」という相談とセットで、恋愛経験がほとんどないオクテ婚活女子から寄せられるのが、「たまに口説かれても好みじゃない」というお悩みです。

言いよってくる男のレベル = 自分のレベル

さらに彼女たちはこのように続けます。

「自分がいいなと思った人からはぜんぜん相手にされなくて…まあ、この見た目じゃしょうがないかなと思うんですけど。こんな自分でもいいと言ってくれる人と付き合ったほうがいいなと思うんですけど、無理な人ばかりなんです…」

「ああ、自分のことを好きになるのはこういうレベルの人なんだって思っちゃうんですよね。もう選り好みできる年齢じゃないってわかってるんですけど、やっぱり、結婚は妥協しないとダメなんでしょうか…」

好みじゃない男からしか言い寄られない。でも、結婚したい。

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彼女たちは「婚活を始めたら結婚できるかも」「素敵な人に巡り会えるかも」という期待をもって婚活を始めています。

しかし、実際に活動してみたら希望は裏切られ、「いいな」と思っている人とはマッチングできずに傷ついています。

また、彼女たちの多くは自分に自信がなく、とくに容姿や恋愛経験の少なさをコンプレックスに感じている人が多いです。

自分が望む人とマッチングできないことで傷つき、「やっぱり自分はダメなんだ」と自信をさらに失っている状態です。

失敗したときや傷ついたとき、人は少しでも成功体験を求めて、成功確率が高そうなことをしようとします。

彼女たちの場合は「自分に好意を寄せてくる人と付き合ってみる」なのですが、実際には好意を寄せてくる人たちはまったく好みではないので、まったく付き合う気分になれず、「こんな自分はもう結婚できないかもしれない…」と嘆いています。

焦り、失望し、傷ついているため、「レベルが低い男ばかり」と相手を見下す発言をしたり、「しょせんこのレベルの男性からしか需要がない」と自虐したり。

でも、結婚したいから「妥協しなきゃいけないのかな」「選り好みできるレベルじゃないしな」と、どうにか結婚までこぎつけようとし、でも心がついていかずに引き裂かれている、という状態です。

自信のなさとは、自分を見下しダメ出しすること

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こうした悩みを聞いた人の反応は、だいたい2パターンに分かれます。

「そんなことないよーもっと自信を持って」「まだ出会えてないだけだよ」と期待を持たせて慰める派。

「とりあえず付き合ってみれば?」「恋愛と結婚は違うんだから」「そうそう、結婚は妥協だよ」と、とりあえず付き合って結婚まで持ってけ派。

たまーにいるのが、「レベルが低いって、人を見下してるよね」と非難する派。

でも、だいたいは角が立たない「期待を持たせる派」が主流です。

しかし、こういうことを言われても、彼女たちはだいたい納得しません。期待し続けるのは疲れるし、とりあえず付き合うにしても無理なものは無理だから。

そして停滞し、疲れ、婚活をやめていきます。

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彼女たちがうまくマッチングしないのは、レベルが低いからでもなく妥協できないからでもなく、「彼女たちが自信がない」ことが原因です。

自信がないとは、「自分にオッケーを出していない状態」すなわち「自分で自分にダメ出しをしている状態」のこと。

彼女たちの「レベルの低い男にしか言い寄られない」「妥協すべき?」という発言の裏にあるのは、「ダメ女にはこういうダメ男がお似合い」「高望みできるレベルだと思ってるのか」「妥協しろ、選べる立場じゃない」「自分のレベルを自覚しろ」という、自分による自分の見下しとダメ出しから来ています。

自分の存在に対して「なにはともあれオッケー★」と言えないがゆえに、「自分に言いよってくる男のレベル = 自分のレベル」と、自分以外の価値観をベースにして自分の価値を判断してしまっていることが、「レベルの低い男から言い寄られてつらい、妥協すべき?」という発言の根幹だと思います。

自信がない問題は非常に根深いので、一朝一夕でどうにかなるものではありません。

しかし、「言いよってくる男の価値 = 自分の価値」と考えていると、「結婚する男の価値 = 自分の価値」となってしまい、自分で自分を苦しめることになります。

男の価値 = 自分の価値という呪いを捨てよう

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彼女たちは恋愛経験があまりないため「恋愛初心者は自分の好みがわかっていないから、わかりやすいモテ男に惹かれるが、競争率が高すぎてマッチングしないのがデフォルト」「生理的に無理な男性がいるのは普通のこと」と知らないことが多いです。

みんながおちいる超王道のワナで失敗したからといって「やっぱり私は女としての価値がない!」と自分で自分を呪う必要はないし、失敗からなる早で逃れようとして「無理でも、数少ないなかから選ばなきゃ! 女としての価値が低いんだから」と自分で自分を苦しめる必要もありません。

それよりも立ち止まって「自分はどういう結婚をしたいのか」「その結婚を実現するにはどういうパートナーが必要か」を考えるほうがよほど建設的です。

「自分なんか」という思考のクセを治すのはとても時間と労力がかかることですが、「自分はこのレベル」という考えかたは、自分を苦しめるし、婚活で出会う相手にも失礼なので、なるべく思考のクセを自覚してみることをおすすめします。

撮影(トップ、2、3枚目)/田所瑞穂 撮影(4、5枚目)/出川光 文/ぱぷりこ

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