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相撲大好き女芸人が高安の背中を洗い流した話

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今回お話をうかがったのは、サンミュージック所属のお笑いコンビ「下町ミュンスター」のろぱ仔さん。相撲大好き芸人の彼女の衝撃的な体験とは!?

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「最近、『相撲』ブームが来ていると思うんですけど、私も4年くらい前からお相撲が好きなんです。特に応援しているのが稀勢の里関、高安関が在籍している田子の浦部屋なんです。それで、応援し始めてから稽古の見学にも行くようになったんですよ。朝稽古っていうのをよくやっているので、頻繁に見に行くようになりました。何度か行っていたら、『また来たんだ』みたいな感じで覚えてくださって、皆さん、すごい優しくしてくれるんです。

 

ある日、いつものように見学に行ったら、その日はお客さんがすごくいっぱいいる日だったんです。それで、お客さんが多い日には、下の方のお相撲さんたちがお客さんに接待をするんです。場所の案内とか、『ちゃんこ食べていってください』とか、いろいろやらなきゃいけない。稽古が終わった後のお相撲さんって、体についた土俵の土をまず水で落とさなくちゃいけないんです。だいたい落としてから、お風呂場に行って体を洗うんです。最初の水で流すのは外でやるんですよ。それで、外で体を流すのは、本来ならば下の方のお相撲さんの役目なんです。でも、その日はお客さんがいっぱいいたから、皆さん出払ってしまっていて、体を洗ってくれる人が誰もいなかったんです。そのとき、体を洗ってもらいたがっていたのが、あの高安関だったんです!

 

『誰か、いないのか!』って呼びかけてるんですけど、誰も来なくて。でも、自分で流すのは難しいんですよね。体が大きいですし、まわしが濡れちゃいけないので、前屈みになって洗わなくちゃいけないから、どうしても1人ではできないんです。そこでパッと私と目が合ったんです。なにせ、よく見学に来ていたので、顔も覚えられている。高安関は『もう、これしかないか』みたいな顔をして、『ちょっと、本当にすいませんけど、流してもらえませんか?』ってお願いしてきたんです。

 

あの高安関に直々にお願いされた以上は、やらざるを得ないじゃないですか。でも、そのときはかつてないくらいに緊張してしまいましたね。やっぱり、お相撲さんの体に触れる機会なんてそうそうないですし。まわしをこんなに間近で見たのも初めてで。というのも、まわしとまげは神聖なものだから、女の人は絶対に触っちゃダメだって言われてるんですよ。昔だったら、見るのもダメって言われてたくらいだったので、本当に緊張してしまって。『私なんかで良ければ洗います!』と言って引き受けました。高安関はすでに前屈みになって『お願いします』って言ってるので、泥をちゃちゃっと落とせばいい、すっと終わらせてお風呂に行ってもらえれば大丈夫だと思って、すぐ終わらせようと思って取り掛かったんですけど、高安関って、背中の毛がスゴいんですよ。

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毛がたくましくて、洗っても洗っても土が全然取れないっていうか、『あれ。これ、土? 土? 毛? どっち!?』って。土と区別がつかないくらいに強くて丈夫な毛をしていらっしゃったんです。加えて、体も大きいものですから、一方向だけじゃダメで、高安関の周りを回りながら洗うんですけど、人を洗っているというよりは、洗車をしているみたいな気分でしたね。2~3分で終わらせようと思ったんですけど、10分くらいずーっとやっていて。終わった頃には、高安関の顔がビシャビシャになってしまっていて、申し訳ない気持ちでいっぱいだったんですけど、高安関は笑顔で『いえ、ちゃんと落ちたんで大丈夫です』って言ってくれて。本当に素敵な方でしたね」

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オモプラッタ

記者:

オモプラッタはポルトガル語で「肩甲骨」という意味。 芸人さんが華麗にはばたくための翼を支える肩甲骨でありたい。 それがオモプラッタの理念です。 オモプラッタ編集部は、プロの芸人さんたちが日々生み出している「オモシロ」のカケラを拾い集め、編集して、独自のコンテンツとして皆様にお届けしていきます。

ウェブサイト: http://www.omoplata.net/

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