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最近耳にするようになってきた「オールシーズンタイヤ」ってどうなんだろう??(夏~秋編)

▲以前からずっと気になってた「オールシーズンタイヤ」。実際に装着し走ってみた感想をお届けしたい

▲以前からずっと気になってた「オールシーズンタイヤ」。実際に装着し走ってみた感想をお届けしたい

聞いたことはあるけれど、どんなタイヤかはよくわからないオールシーズンタイヤ。サマータイヤでもなくスタッドレスタイヤでもないというが、いったいどういう用途に向いているのか……。実際に装着して試してみたので、気になっている人はぜひ参考にしてほしい。

オールシーズンタイヤに関する長年の疑問

念願かなって前々から気になっていたタイヤを自分の車に装着し、約1400kmを走行した。そのタイヤとはグッドイヤーのオールシーズンタイヤ「ベクター 4シーズンズ ハイブリッド」。ざっくり言うと、夏用(ノーマル)タイヤと冬用(スタッドレス)タイヤの中間に位置するというか、いいとこ取りというか、その名のとおり、春夏秋冬すべての季節に対応するというふれこみのタイヤだ。

オールシーズンタイヤは日本ではあまり流通していないが、北米や欧州では新車装着タイヤとしてもメジャーな存在だという。しかし、そんなに都合のいいタイヤがあるのに、どうして日本の多くのユーザーはオールシーズンタイヤを選ばず、コストと手間をかけて夏用と冬用をせっせと使い分けているのだろうか……。そのような疑問を持っていた。

そんな中、グッドイヤーがオールシーズンタイヤを日本国内で本格展開し始めたため、長年モヤッと抱き続けていたその疑問に決着をつけるべく、まずは自分の車(ボルボ V40)に装着してテストすることにした。

▲いよいよ自分の車に装着。真夏の暑い天気のなか、手際よく交換してくれたスタッフさんに感謝!

▲いよいよ自分の車に装着。真夏の暑い天気のなか、手際よく交換してくれたスタッフさんに感謝!

ベクター 4シーズンズ ハイブリッドとはどんなタイヤ?

今回試乗したベクター 4シーズンズ ハイブリッドについて少し説明しておきたい。

夏用タイヤと冬用タイヤの中間をいく性格をもったタイヤで、コンパウンド(ゴムの素材の配合)は専用のものが使われているものの冬用に近い。一方で他にあまり見ないユニークなパターンのトレッド(踏面)とブロックパターン(構造)は、どちらかというと夏用に近い。いかにも排水性がよさそうな、V字が強調されたデザインだ。

よく見るとセンター部分は各ブロックが小さめで、スタッドレスタイヤに見られるような細かい溝があり、ショルダー部分へいくにしたがってだんだんブロックが大きくなり、夏用タイヤのデザインに近くなる。繰り返しになるが、見た目も構造もコンパウンドも夏用と冬用の間を取ったようなタイヤだ。

タイヤ側面部分は、ぬかるみや積雪路を走行可能なことを示すM+S(マッド+スノー)表記の他、国際標準化・規格設定機関が寒冷地で十分な性能を発揮すると認証したスノーフレーク表記が付く。また日本でスノータイヤ(スタッドレスタイヤではない)として認定されているため、冬季に高速道路などで敷かれる冬用タイヤ規制下での走行も認められている。

▲こちらが今回装着したオールシーズンタイヤ「ベクター 4シーズンズ ハイブリッド」。夏用タイヤのようだけど冬用タイヤのようにも見える……

▲こちらが今回装着したオールシーズンタイヤ「ベクター 4シーズンズ ハイブリッド」。夏タイヤのようだけど冬タイヤのようにも見える……

▲一方こちらが同じグッドイヤー製のスタッドレスタイヤ「ICE NAVI 7」。微妙に見た目が異なることがおわかりいただけるだろう
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