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世界の「ガソリン車禁止」の動きにはからくりが?

世界の「ガソリン車禁止」の動きにはからくりが?
J-WAVEで放送中の番組「STEP ONE」(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」。9月26日(火)のオンエアでは、世界各国で起きているガソリン車販売禁止の動きについて注目しました!

今、イギリス、フランス、ドイツ、そして中国が、ガソリン車・ディーゼル車の販売禁止の方針を、2030年から40年を目標にして掲げています。そのあたりの事情や疑問を、モータージャーナリストの河口まなぶさんに伺いました。

そもそもなぜ各国は、化石燃料の車の販売禁止を打ち出したのでしょうか?

「ヨーロッパではディーゼル車のイメージがあまり良くないので、とって変わるものを考えたときに“EV”という選択肢はあります。また、政治的な判断や、欧米のメーカーが成長していくために、年間2800万台の大市場である中国(アメリカの2倍)に対して『EVやります』と言いたい、というのもあります」(河口さん、以下同)

その他にも、国としてイニシアチブをとりたい気持ちも強く、例えばイギリスはEUを離脱したこともあり、いち早く環境立国といったイメージを打ち出し、新しいビジネスをやるために差別化を図りたいといった意図もあるのでは?とのことでした。

ただ、化石燃料車禁止の動きにはからくりもあるのだとか…。急にガソリン車やディーゼル車を全て禁止するのは無理なので、PHV(プラグインハイブリッド)やHVはOKですよという裏事情がそれ。

「イギリスはそうです。フランスや、ドイツ、中国は(PHV、HVが禁止とは)明言してません。各国とも、定義を明確化していないので、この種の車との並走でいく、との見方もあります。自動車メーカーのほうも、例えばボルボは全ラインナップにEV車を入れると言ってますが、ガソリン車との併売もするかもしれないです」

各国のEV車対応の流れに対して、日本は遅れているのでは? という意見に対しては、「EV車に関しては日本ははっきりしない部分はありますが…実は日本にはHV、PHV、EVがすでに60車種近くあるので、世界的にガソリン・ディーゼル車禁止の動きがあったときは、既に数が普及しているという考え方もあります。ただ、例えば中国市場で覇権をとりたいような場合は、もう少し積極的にやっていく必要はあります。トヨタは2019年に中国でEV車量産を明言していますが、PRすることが日本はあまり上手じゃないので、そういう部分にもかかっていると思います」と、技術面より世界でアピールする力の不足について指摘していました。

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【番組情報】
番組名:「STEP ONE」
放送日時:月・火・水・木曜 9時−13時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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