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TOMC、ニュー・アルバム『Yesternow Once Now』を10/4配信リリース

TOMC、ニュー・アルバム『Yesternow Once Now』を10/4配信リリース

トラックメーカー、TOMC(トムシー)がニューアルバム「Yesternow Once Now」を10月4日に配信リリースすることが決定した。

TOMCは即興演奏者およびディスコDJとしてキャリアをスタートし、その後ビートメイカーとしてメキシコ PIRA.MD Records、ポルトガル MiMi Records などからアルバム・EPをリリース。

クラウトロック~ポストパンク由来のコラージュ色の強い作風を2010年代以降のビートミュージックの方法論と折衷した、アブストラクトでジャンルを超越した音楽性・独特の音響処理で知られる。2015年以降ビートメイカーのライブショーケース raw adikkt のオーガナイズ、および EN TOKYO への参加を通じ東京近郊のシーンと接点を持つ一方、映像作家やコンテンポラリーダンサーとのコラボレート~都内コンビニ等インストアのゲリラDJプレイなど自由な活動を展開している。

今作は破壊的でありながらも美しいビートコラージュ作品となっており、日本人離れの感性で、フライングロータス以降のビートメイクを一歩進めた作品となっている。

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都市生活に放つ、猥雑でカラフルなビートコラージュ。

古くはプリンスやアーサー・ラッセル、現代ではフライング・ロータスやデイデラスなどに代表される、時に暴力的なまでの折衷主義を本作は確実に継承。海外諸国でのリリースを経て作られたTOMC『Yesternow Once Now』は古今東西のレコードのみならず、日常生活における環境音や即興のセッション音源、自らの唄声や友人との他愛ない会話をも0コンマ単位でチョップし、コラージュの厚塗りへと長い時間をかけ置き換えている。

アヴァンギャルドな即興演奏シーンをルーツに持つTOMCのエディットワークは自身の快楽に忠実に遂行され、楽曲を根本から破壊するような大胆な編集もためらうことがない。またフューチャー・ジャズやトラップ~グリッチ、オルタナティヴR&B、インダストリアルなど多様な要素を含みながらも本作がどのジャンルに落ち着くことがないのはこの姿勢によるものが大きく、本作は潔癖・ハイファイな方向に向かいがちなコラージュ・ミュージックの世界に一石を投じる、猥雑かつ限りなくカラフルな魅力に溢れている。

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現在、ティーザー映像が公開中。10月4日にはOTOTOYからも配信がスタートするのでチェックしておこう。(岡)

・TOMC『Yesternow Once Now』(10月4日~OTOTOY配信スタート)
http://ototoy.jp/_/default/p/83064

リリース情報
TOMC(トムシー)
『Yesternow Once Now』(イエスタナウ・ワンス・ナウ)
2017年10月4日発売
発売元:PURRE GOOHN
TRACK LISTS
01.VBS (ヴィービーエス)
02.Kid Gimlet(キッド・ギムレット)
03.Do & Die Young(ドゥー・アンド・ダイ・ヤング)
04.Yesternow Once Now(イエスタナウ・ワンス・ナウ)
05.Raindealin’ feat. Ryota Nakamura(レインディーリン フィーチャリング リョウタ・ナカムラ)
06.Don’t Dream(ドント・ドリーム)
07.Lonely Grace (Pop Your Funk)(ロンリー・グレイス(ポップ・ユア・ファンク))
08.Negroni Kissing(ネグローニ・キッシング)
09.OOTB(オーオーティービー)
10.In the D Rain (Acid Metallic Soultrane)(イン・ザ・ディー・レイン(アシッド・メタリック・ソウルトレーン))
11.Drawing/Painting(ドローイング/ペインティング)

TOMC/Yesternow Once Now(Official Teaser )

https://www.youtube.com/watch?v=mtDOwGVqEvc&feature=youtu.be
TOMC、ニュー・アルバム『Yesternow Once Now』を10/4配信リリース

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