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【キャット・インストラクターに学ぶ】猫との暮らしの始め方~お部屋編~

「猫を飼う際、注意すべきことは? 用意した方が良いものは?」
日本で唯一のキャット・インストラクター、坂崎清歌さんに猫との暮らし方のコツを聞いた。今回は猫が住みやすい部屋づくりについて猫の本能を満たす正しい付き合い方を学ぼう

猫ブームが高まる一方、可愛いというだけで飼い始めて、猫の問題行動に悩まされる飼い主も多い。

代表的な事例は、壁紙やソファで爪を研ぐ、トイレ以外におしっこをする、物を落とすなどだ。同時に、賃貸暮らしの人にとっては退去時に修繕費がかかるケースがあるため、飼育しない理由の一つにもなっている。

しかし、日本でただ1人のキャット・インストラクター、坂崎清歌さんは「問題行動といっているのは人間の都合。
そもそも、猫は狩りをする動物。運動量が多く、縄張りも持っています。それらの行動は、本能に基づいているだけなのです」と語る。

だからこそ、猫の習性や特徴を知ることは重要だ。正しい遊び方で狩りの欲求を満たし、縄張りを明確にすれば問題行動は格段に減るという。

今回は坂崎さんに教えてもらった、猫との正しい付き合い方をご紹介。
猫との幸せな暮らしの第一歩として、ぜひ実践してほしい。

今回は猫にとって自分のテリトリーである「お部屋編」。本能を満たすレイアウトや飼育用具の設置で、問題行動を回避しよう!ポイント1☆トイレは常に清掃する

常に清潔な状態に

猫の排泄は、1日でうんち1回、おしっこは3回ほど。排泄物が残っていると嫌悪感を示し、トイレ以外の場所での排泄につながる。

猫はきれい好きなのだ。そのため、一般的にはトイレは最低でも頭数+1個は準備すべきといわれている。

「汚れたトイレは猫が排尿を我慢し、膀胱炎の原因にもなるので、本来は留守中に排泄する回数分のトイレがあることが理想です。少しでもにおったらトイレ砂はすぐに交換。におわなくても週1回くらいは替えてください」(坂崎さん)

☆理想のトイレの条件
❶ 体長の1.5倍以上の大きさがある
❷ カバーが付いていない
❸ 細かい砂がたっぷり入っている
❹ 頭数+1個以上ある
❺ 静かで観察できる場所にあるポイント2☆爪研ぎ器を適切な場所に置く

爪研ぎは猫の本能

お気に入りのソファや壁紙、柱をボロボロにしてしまう爪研ぎ。賃貸物件では特に気を付けたい行動だろう。

猫の爪研ぎには主にニつの理由があるといわれている。
一つが狩りのために爪を鋭くしたいから。もう一つは自分の存在を誇示するマーキングを行いたいから。

「マーキングは、人の出入りが多い場所で行われることが多い。出入り口近くにお気に入りの爪研ぎ器を設置しておけば、そこで爪を研いでくれますよ」(坂崎さん)ポイント3☆上下左右に運動できる環境をつくる

キャットタワーで楽しそうに遊んでいる様子

猫は敵に襲われにくく、周囲の状況を見渡せる高い所が本能的に好き。
しかし、タンスやエアコンに登って、物やホコリを落されると迷惑なこともある。そこで導入したいのがキャットタワーだ。ただし、ただ高いだけのキャットタワーはNGだという。

「上下移動に加えて、左右にも移動できなければ猫の本能は満たせません。キャットタワーとキャットウォークの組み合わせがオススメです」(坂崎さん)

みなさん、【キャット・インストラクターに学ぶ】猫との暮らしの始め方~お部屋編~はいかがでしたでしょうか。この記事読んで、猫とのすてきな暮らしを楽しんでください☆

教えてくれた人:坂崎清歌さん(キャット・インストラクター)
猫とのコミュニケーション、健康管理、QOLの向上、ストレス軽減を目的としたトレーニングなどを提案する教室「Happy Cat」を主催している。「より良い猫との暮らし方・入門講座」を毎月開催。詳細はHPにて!

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文=林田孝司
写真=阿部昌也/尾形和美

※「CHINTAI2017年3月2日号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています。
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