レディー・ガガの靴を手掛けたアーティスト舘鼻則孝

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レディー・ガガの靴を手掛けたアーティスト舘鼻則孝
J-WAVEで放送中の番組「SEASONS」(ナビゲーター:マリエ)のワンコーナー「ESTEE LAUDER MAKE TOMORROW BEAUTIFUL」。9月23日(土)のオンエアでは、ゲストにアーティストの舘鼻則孝さんをお迎えしました。

レディー・ガガが履いたことで有名になったヒールレスシューズをはじめ、数々の作品を発表した舘鼻さん。表現の幅はさらに広がり、昨年はフランスで、人形浄瑠璃文楽の舞台を初監督しました。

そして実は、J-WAVEリスナーという舘鼻さん。「制作中は音楽よりもラジオを聴いています。いろんな情報が入ってきて、人の声がすると、刺激になるんです」とのこと。

まず、一躍世界に注目されたレディー・ガガのヒールレスシューズについて伺うと、舘鼻さんは「東京藝術大学工芸科に在学していたときに、江戸、明治のアヴァンギャルドなファッションリーダーという観点で、花魁を研究していたんです。花魁の高さのある下駄を現代のプラットホームに置き換えて。あれは僕の卒業作品だったんです」と話してくれました。

ファッションデザイナーになりたかったという舘鼻さんですが、アーティストという肩書になり「領域がなくなった」そうで、そんな活動のひとつが、人形浄瑠璃文楽の舞台監督。そしてさらなる新たなチャレンジは、赤坂インターシティAIRの1階にオープンするレストラン「COURTESY」のクリエイティブディレクションです。

「レストランというと、“食のジャンル”に思われるんですけど、そういうのは関係なくクリエイティブディレクションで、建築空間や名前、ロゴデザインなども含めすべてに関わった感じです。その空間で誰と食事するのか、どういう景色が見えているのかを作り上げるディレクションです。ユニフォームまで…気持ちは文楽の監督をしたのと近いです」(舘鼻さん)

朝7時から夕方まではベーカリーカフェで、夜はフレンチのコースと、朝と夜でガラリと変わるというこのお店。さまざまな仕掛けを用意し「両方感じてほしい」とのこと。舘鼻さんの作品もレストランに展示されているのだそうです。

そんな舘鼻さんに、「明日を美しくするヒント」を伺うと「毎日のなかで、当たり前のことってあるじゃないですか? 食事をするとか。そういう当たり前のものを、いかに特別感を演出できるのかが重要だと思うんです。今回のレストランも、みんなにとって特別な場所になってほしい。だからお客さんは、全員、贔屓(ひいき)するという感覚でいるんです」と語ってくれました。日常の当たり前のことに価値を見出すのが美しくなるヒントという言葉に、マリエも「素晴らしい!」と感銘を受けていました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「SEASONS」
放送日時:毎週土曜 12時−15時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/seasons/

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