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子どもが欲しくない夫 VS 欲しい私。酒を片手に1ケ月話し合った結果は

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夫とは半同棲状態で3年ほど付き合っていました。私も28歳になり流れでそろそろ入籍するかと、婚姻届をもらってきたりお互いの親に会ってみたりしていたある日、夫が「そういえば」と言い出しました。

「僕、子供ほしくないんだ。もし子供が絶対欲しいんだったら、僕だと無理だよ」

私はびっくりです。

確かに子供好きじゃないとは聞いていたけれど、自分の子は違うとか、まだ先の話だし現実的に考えられないというものだと思い込んでいました。

クラクラして1分ほど考えたのですが、私は子供が欲しいとは思ってはいるものの、まだ先の話と漠然としたイメージしかありません。

そして、今の時点では夫のいない人生は嫌だから、別れるという選択肢は取れないと決意。さっくり結婚しました。

もし将来子どもが欲しくなったら、話し合えばいいや、私に甘い夫なら説得できるかもしれない、そう思い問題を先送りにしたのです。

そして、我々はDINKSを謳歌。稼いだ金は使い切り、好きなものを食べ、旅行に行き、お酒を飲み、楽しんでいました。

さらに仕事もだんだん忙しく、責任も増えてきて目まぐるしい日々です。 関連記事:夫の仕事、体力、金銭面。夫婦の子作り環境が整ったタイミングで妊活を始めました

毎日ともかくタスクをこなし続けて32歳になった頃、私はなんだか疲れていました。

毎日終電まで仕事して、お金を稼いでも楽しくない…そう思っていたのです。

その時「子どもを育てたい!」と、思いました。ですが、そのためには夫を説得しなければいけません。ついに先送りにしていた話し合いの時が来ました。話し合いは我々らしくお酒を飲みながら行われました。

私の主張はこうでした。

・子供がいると面白そう

・自分の世代とは違う世代にも寄り添って生きていけそう

・子供と触れ合うことで、日々仕事で疲れた自分も新鮮な気持ちになれそう

・このまま二人で稼いで使ってを繰り返しているのは飽きた。子育てという今までなかったことにチャレンジしてみたい

夫の主張はこうです。

・子供がいると仕事に集中できない

・子供がいるとお金がかかる

どうしても私の主張には論理性がなく、漠然としすぎでした。

そして夫の主張をカバーできるメリットを提示しても納得してもらえず、初めての話し合いはなあなあで終わりました。

それからはちょいちょい「欲しいって言ってもできるわけじゃないし、チャレンジしてもいいんじゃない?」とか「一人ならいいじゃん。一人なら大丈夫だよ(根拠なし)」とちょっかいを出しつつ、またお酒を飲んで話し合いをしては号泣し「いいじゃないかー!一人くらいいいじゃないかー!」と詰め寄りました。

1ヶ月ほどたってもお互い歩み寄りをみせないままだったので、やっぱり子どもはあきらめた方がいいのかなと思っていたある日、「できるかどうかわからないけれど、子ども作ってみようか。一人ならなんとかなりそう…」と夫が言ったのです。

してやったり!

ディベートで全く勝っていませんでしたが、理不尽で矛盾だらけの泣き落としが効いた模様です。

のちに夫から聞くと、「このままだと離婚されちゃうと思った」と言っていました。離婚する気はなかったのですが、私としては結果オーライです。 関連記事:妊娠に期待しては落胆する日々。不思議な夢で出会った少年…

その後、子作りを開始し、不妊治療を経て妊娠したのはなんと双子でした。

「一人ならと思っていたのに…」と、夫はびっくりしていましたが、子どもは「この親から生まれるチャンスは一度しかない!」と思って、同時に生まれてきたのかななんて思ったりしています。

はじめは子供におっかなびっくりだった夫も、3歳になった今では頰ずりしたり、遊びに連れて行ってくれたりと、仲良くやってくれていて良かったです。

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著者:シオモミ

年齢:36歳

子どもの年齢:3歳1か月の双子

夫の転勤を機に出版社を退職、京都へ引っ越したが即双子を妊娠。観光をする余裕もなく一卵性双子男児の育児にあたふた過ごしていたものの、幼稚園というゴールが見えてきて気持ちが軽くなっている。好きなものはマンガ、映画、本、アニメ、お酒。この一杯のために生きている系で、家にビールサーバーを置くのが夢。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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