台湾と日本をコーヒーでつなぐカフェ「DOMO CAFÉ」オープン！
日本の旅行者にも特に人気のある旅先である「台湾」。リピーターが多い台湾ですが、ここ最近はすっかりカフェ＆コーヒーブームなのだとか。この台湾と日本の両方が融合したカフェが新大久保にオープンしました！
今回は、9月19日のグランドオープンの日にお店を取材をさせていただきました。まだオープンしたてで、これから注目してほしい「DOMO CAFÉ（ドウモカフェ）を紹介したいと思います。
台湾と日本の人気カフェの共演
「DOMO CAFÉ」は、台湾の旅行会社から拡大し、現在は日本で宿泊施設などを経営する台湾出身のオーナーが、自身が手がける宿泊施設「DOMO 新宿」の半地下にオープンしたカフェ。
お店の名前の「DOMO（ドウモ）」は、様々な場面で使われていて使い勝手の良い日本語の「どうも」と、欧州における町のシンボルである教会「ドゥオモ」を合わせてつけられたとか。「迷わず指し示し、たどり着くことができる場所を作りたい」というオーナーの思いがこのお店の名前に込められています。
2つの異なる空間を持つ店内
「DOMO CAFÉ」は、台湾で人気のカフェ「Fika Fika Cafe（フィカフィカ カフェ）」と、京都の直焙煎珈琲のお店「カフェ・ヴェルディ」の二つが組み合わさった、日台が融合したカフェなんです。
「CASUAL」と「RELAX」の2つの空間に別れた店内は、建築家の佐野健太氏の手によるもの。建物の中にあった壁をうまく利用して2つの空間を作ったのだとか。中心の壁を軸に、お互いが対照的な空間になっています。
お一人様向けのカウンターとテーブルがメインになった「CASUAL AREA」は、お店の入口すぐのスペースにあり、気軽に入ってコーヒーをいただける雰囲気。
お店の壁の向こう側にある「RELAX AREA」はVIP席があり、ゆったりとした時間を過ごせるようになっています。
どちらにもコーヒーを淹れてくれるカウンターがあり、淹れたての美味しいコーヒをすぐにいただくことができますよ。
そして、カフェのロゴは台湾の人気イラストレーターのMilly（ミリー）さんが手掛けらもの。見ていただいてもわかる通り、コーヒー豆を羽にした蝶々になっているんです。
持ち帰り用のカップや、イートイン用にサーブされるカップやトレイにもこのロゴが使われています。
この通り「DOMO CAFÉ」のグラフィックや内装も日台のコラボレーションなっているんですよ。
浅煎りの台湾と中深煎りの日本のコーヒーを提供
前述した通り、「DOMO CAFÉ」では、台湾生まれの「Fika Fika Cafe」のコーヒー豆と、京都生まれの「カフェ・ヴェルディ」のコーヒー豆の両方をいただくことができます。どちらもシングルオリジンと、DOMO CAFÉオリジナルブレンドを用意しています。
「DOMO CAFÉ」で使用されるのは、コーヒー界のアカデミー賞と言われる北欧の賞「Nordic Roaster 2013」の1位に輝いた実績を持つ「Fika Fika Cafe」のジェイムズ・チェン氏（写真右）と、京都の下鴨で人気の「カフェ・ヴェルディ」の続木義也氏（写真左）の選んだ豆。それぞれの味を楽しめるのも「DOMO CAFÉ」の楽しいところ。
台湾の「Fika Fika Cafe」のコーヒーは浅煎り。さっぱり飲みやすいのが特徴です。この「Fika Fika Cafe」のコーヒーが飲めるのは、日本では「DOMO CAFÉ」だけなんですよ。とても貴重なんです。
取材した日は、来日されていた「Fika Fika Cafe」のオーナーであるジェイムズさんが特別に淹れてくれました。
京都の「カフェ・ヴェルディ」のコーヒーは中深煎り。濃い味が特徴の深入りと、あっさりした味の浅煎りの中間ということで、飽きのこないスタンダードな味です。
「カフェ・ヴェルディ」のオーナーである続木さんの話だと、「京都では流行りではなく、長く続くことを大事にしている」ということで、お店で出しているのは誰もが飲みやスク、何杯飲んでも胃に来ないコーヒーなのだとか。
コーヒーに合わせたらぴったりなフードメニューもあります。特におすすめなのが、「小倉ホットサンドイッチ」。「カフェ・ヴェルディ」の看板メニューで、宝泉堂謹製丹波大納言の粒あんと、求肥を使用したホットサンドです。
少し塩気を感じるサンドイッチに甘さ控えめの粒あんと、とろっととろける求肥。添えられたバニラアイスを合わせるとさらに美味しくいただけます。コーヒーのお供にぴったりです。
「DOMO」で日台と世界をつなぐカフェに
「DOMO CAFÉ」では、日台のコーヒーをいただけるということだけでなく、「日本と台湾をつなぐ場所」にしたいというオーナーの思いがあります。お店では、台湾出身のスタッフもおり、暖かく人情味あふれる接客を感じてもらえるようになっていたり、台湾関連の本が読めたり、台湾茶の提供もありますよ。
「ここで国境を超えた交流をしてほしい」というオーナーの思いがこもった「DOMO CAFÉ」で、台湾の空気を感じてみませんか？
DOMO CAFÉ
東京都新宿区百人町1-15-29 PATIO新宿G2
営業時間：10:30～22:30
[All Photos by Kaori Simon]
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