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【米ビルボード・アルバム・チャート】トーマス・レットが堂々の首位、ザ・ナショナル/オデッザらがTOP5初登場

【米ビルボード・アルバム・チャート】トーマス・レットが堂々の首位、ザ・ナショナル/オデッザらがTOP5初登場

 カントリー・シンガー、トーマス・レットの新作『ライフ・チェンジズ』が、自身初のNo.1デビューを果たした、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 本作『ライフ・チェンジズ』は、2015年リリースの2ndアルバム『タングルド・アップ』から2年振り、通算3作目のスタジオ・アルバムで、カントリー・アルバム・チャートでも、自身初の首位獲得となった。初週の総ユニット数は123,000で、アルバムの売上(実売)は94,000枚、残りの29,000はストリーミングによるポイントだった。本作からは、マレン・モリスとデュエットした先行シングル「クレイヴィング・ユー」が、カントリー・チャート最高3位をマークするヒットを記録。この曲は、8月に開催された【ティーン・チョイス・アワード】の<ベスト・カントリー・ソング>にノミネートされ、11月8日(日本時間)に開催予定の【カントリーミュージック協会賞】でのノミネートも期待されている。

 今週は、1位のトーマス・レットに続き、7位にダスティン・リンチ、10位にキップ・ムーアと、TOP10内に3人のカントリー・アーティストが初登場した。ダスティン・リンチの『カレント・ムード』は、2014年の前作『ウェア・イッツ・アット』から3年振りとなる新作で、カントリー・アルバム・チャートでは2作連続で2位に輝いたが、今作でも首位獲得を逃している。キップ・ムーアの『スロウハート』は、およそ2年振り、通算3作目のスタジオ・アルバムで、デビュー作から3作連続のTOP10入り、カントリー・アルバム・チャートでは、3作連続のTOP3入りを果たした。

 2位には、米オハイオ州出身のロック・バンド、ザ・ナショナルの新作『スリープ・ウェル・ビースト』が初登場した。本作は、2013年の『トラブル・ウィル・ファインド・ミー』から4年振り、通算7枚目のスタジオ・アルバムで、2010年の5thアルバム『ハイ・ヴァイオレット』で獲得した最高3位を上回る、自己最高位を更新した。全英チャート(イギリス)、カナダ・チャートではNo.1に輝いた。

 3位にデビューしたのは、オデッザの『ア・モーメント・アパート』。オデッザは、クレイトン・ナイトとハリソン・ミルスの2人で結成されたエレクトロ・デュオで、本作は彼らの通算3作目となるスタジオ・アルバム。全米アルバム・チャートでのTOP10入りは本作が初、ダンス・チャートでは、前作『イン・リターン』(2014年)から2作連続の首位獲得を果たした。アルバムには、ダンス・チャートでスマッシュ・ヒットを記録した5曲の先行シングルが収録されている。

 5位にはジャック・ジョンソンの新作『オール・ザ・ライト・アバブ・イット・トゥー』がデビュー。本作は通算7枚目となるスタジオ・アルバムで、2003年の2ndアルバム『オン・アンド・オン』から6作連続のTOP10入りを果たしたが、4thアルバム『イン・ビトウィーン・ドリームス』(2005年)から続いた首位獲得の記録は途絶えた。また、全英チャートでも前作『フロム・ヒア・トゥ・ナウ・トゥ・ユー』(2013年)の最高7位から46位へ、一気に順位を落としている。内容は悪くないだけに、プロモーションに原因があったのではないかと思われる。

 TOP10以下には、今年の5月27日に死去したグレッグ・オールマンの遺作『サザン・ブラッド』が11位にデビュー。その他にも、ニール・ヤングの新作『ヒッチハイカー』が20位に、カントリー・シンガー、トビー・キースのコンピレーション・アルバム『ザ・バス・ソングス』が38位に、女性シンガー・ソングライター、トーリ・エイモスの新作『ネイティブ・インベーダー』が続く39位に初登場し、今週はアルバムのリリース・ラッシュだった。

Text:本家一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、9月20日22時以降予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『ライフ・チェインジズ』トーマス・レット
2位『スリープ・ウェル・ビースト』ザ・ナショナル
3位『ア・ライフ・アパート』オデッザ
4位『Luv Is Rage 2』リル・ウージー・ヴァート
5位『オール・ザ・ライト・アバブ・イット・トゥー』ジャック・ジョンソン
6位『17』XXXTentacion
7位『カレント・ムード』ダスティン・リンチ
8位『DAMN.』ケンドリック・ラマー
9位『アメリカン・ティーン』カリード
10位『スロウハート』キップ・ムーア

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