体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

2017年のカレートレンドは「スパイスカレー」で決定らしい

f:id:Meshi2_IB:20170729172138j:plain

皆さん、ご存じですか?

2017年のカレー界のトレンドは、「スパイスカレー」だそうですよ!

しかし、この「スパイスカレー」。

実のところ、いまいちどんなカレーなのか把握できていないのが本音です。

最近よく耳にはするけれど、ぶっちゃけ「スパイスカレー」って何なの!?

具体的に、どんなカレーのことを「スパイスカレー」と呼ぶの!?

とにかく漠然としていて、謎が多すぎる「スパイスカレー」……。

今回は、今後のカレー界を揺るがす存在にもなり得そうな「スパイスカレー」の謎に、徹底的に迫ります。

カレー総合研究所の所長に教えてもらう

f:id:Meshi2_IB:20170729172108j:plain

とにもかくにも、「スパイスカレー」に詳しい人に話を聞かなきゃ始まらない。

というわけで、カレー総合研究所の所長の井上岳久さんに突撃取材を敢行!

「スパイスカレー」っていったい何なのか、その正体を教えてくださいよ。さあ! さあ!

――とりあえず、「スパイスカレー」って、何をもって「スパイスカレー」と名乗ることができるんでしょうか? まずはその定義を教えてもらえますか?

f:id:Meshi2_IB:20170729213230j:plain正直なところ、これといったルールはないんです。好き勝手にスパイスを使って、おいしければそれでいいというのが特長というか……。

――ま、まさか「定義がないのが定義」ってやつじゃ!

f:id:Meshi2_IB:20170729213230j:plainそのまさかですね(笑)。そもそも、「スパイスカレー」の発祥は、大阪の元バンドマンなんです。彼のやっているお店で出していた、既存のカレージャンルに当てはまらないカレーが「スパイスカレー」の源流になったんですよ。だから、現在「スパイスカレー」の中核をなすお店も、店主がバンドマンやクリエイター出身であることが多い。要は本職の料理人でない人たちの作り出した自由な発想のカレーってことです。

POINT① スパイスカレーは、大阪のバンドマンが発祥のカレーだった。

f:id:Meshi2_IB:20170729172115j:plain

――スパイスどころか、料理の勉強もしていない人たちが作っていたカレーだったんですね……。それが何故こんなトレンドになるまでに成長を遂げたのでしょうか。

f:id:Meshi2_IB:20170729213230j:plain例えば、インドカレーなんかはきっちりとスパイスの配合や作り方のルールが決まっていますよね。要はインド人の口に合うカレーとして作られているんです。そこ行くと「スパイスカレー」は、店主が日本人である自分たちの口に合うカレーとして作るので、スパイスも好き勝手に使えるんですね。それが逆に、スパイスになじみのない日本人とのマッチしたんだと思いますよ。

――具体的にはどういうスパイスの使い方をしてるんですか?

f:id:Meshi2_IB:20170729213230j:plainカレーの本場では、最初に油で炒めるスタータースパイスはホール型のスパイス、煮込み段階にパウダースパイスを使います。「スパイスカレー」では、スタータースパイスにもパウダーを使うし、一晩寝かせてからスパイスを投入することもあるし、食べる直前に大量のパウダースパイスを振りかけるなど、インドカレーの定石では考えられない使い方を開発しています。だからこそ、「スパイスカレー」は日本人でもスパイスが楽しめる味になるんですよ。

POINT② 本場のカレーでは考えられないほど、スパイス使いは好き勝手でよし!

1 2 3 4 5次のページ
グルメ
メシ通の記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。