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デザイナー・佐藤オオキが“人生で唯一買った椅子”

デザイナー・佐藤オオキが“人生で唯一買った椅子”
J-WAVEで放送中の番組「LAUGH SKETCH」(ナビゲーター:佐藤オオキ)。9月16日(土)のオンエアでは「椅子」をテーマにお送りいたしました。

オンエア開始早々、「いやー椅子は奥が深いですよ、これは。1時間に収まらない可能性すらありますよ」と切り出す佐藤。それほど椅子はデザイナーにとって、とても大きな意味があるそうです。人と椅子の関係について佐藤は「どこか部屋に入って椅子を見たら、なんとなく住んでいる人のキャラが見えますからね。それだけ椅子っていうのはパーソナルな存在のような気がするんですよね」とその結びつきの深さを語りました。

また、この理由について佐藤は「世の中には、照明器具とか棚とかいろんな家具があるけれど、その中でも椅子は一番体を触れている時間が長かったり、面積が多かったりする気がしていて、それだけ持ち主の個性やライフスタイルが反映されるんじゃないかなという気がするんです」と分析していました。

その様な人との深い関係からか「サローネ」という春先にミラノで行われる家具の祭典では毎年何千脚もの椅子の新作が並び、人々の注目を集めるスターの座にあるそうです。

「時々『新作の椅子をこんなに(たくさん)発表してどうするんだ』と言う人もいるんですけど…人の性格の数だけ椅子の数が必要」と佐藤。オンエアでは、この後、話題が様々な方向に展開し、やはり、とても1時間では語り尽くせそうにありませんでしたが(笑)、ここでは佐藤の「人生で唯一買った椅子」についてのエピソードを紹介します。

佐藤が使っているのはイタリアのブランド「デパドヴァ」の「インチーザ」という椅子だそうです。この椅子と佐藤が初めて出合ったのは2003年ごろ。当時、サローネの新人・学生などが発表するブース「サテリテ」に出品者として参加中の佐藤は、デパドヴァの社長から「明日、本社に来い」と言われたそうです。

その後、試作品を完成させた佐藤が、それを商品化するかどうかの重大なミーティングに臨んだときに座っていたのがインチーザだったとか。

「社長がどうも引っかかるところがあったらしくて、『これは無理かな』という空気になっていた時に、たまたま部屋の隅にいた巨匠ヴィコ・マジストレッティが試作品を見た瞬間に『これは美しい』と一言言って、商品化が決まったんです。それが僕のデビューの作品になったわけですけど、実はその時に座っていたのがインチーザだったんです」(佐藤)

座っていた時は「なんか変な椅子だな」と違和感を感じていた佐藤ですが、後で調べてみて、その椅子がヴィコ・マジストレッティがデザインしたものであることを知ったそうです。

「なんかいろんな運命を感じるというか、思い出のある椅子だということもあって…見ているうちにだんだん、これはすごい椅子なんじゃないか? という気持ちにもなってきて、最終的には買って自分の部屋の中に一脚ポツンとあります。今でも好きな椅子ですね」と佐藤は思い入れのある一脚について語っていました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「LAUGH SKETCH」
放送日時:毎週土曜 21時−21時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/laughsketch/

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