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杏が「ああ、そこ、気になる」と語る、人気歌人の1冊

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杏が「ああ、そこ、気になる」と語る、人気歌人の1冊
J-WAVEで放送中の番組「BOOK BAR」(ナビゲーター:大倉眞一郎・杏)。毎週ナビゲーターの2人が「今読むべき本」としてオススメの本を持ち寄るこの番組。9月16日(土)のオンエアでは、杏が「ああ、分かる。そこ、気になる気になる!」と感じた本を紹介しました。

今回、杏が紹介するのは歌人・穂村弘さんのエッセイ集『蚊がいる』です。この本は蚊についてだけが書かれているのではなく、穂村さんが日常で気になったことや、マナーについてなど、すごく短い随筆が集められているのだとか。

例えば、大学時代にかにみそについて少し話していただけなのに、久しぶりに会った人に20数年間「かにみその人」と覚えられていた話や、「実は俺はベッドの上で菓子パンを食べる人間なんだ」とアピールしたら、いろんな人から「ベッドで菓子パン食べてるんですよね」と言われた話など。「これってそこまで広まる事なのかな?」といった日常で感じるミクロな引っかかりや戸惑いが書かれているそうです。

:私が好きだったのは、穂村さんは奥さんに「今日、何かあった?」って聞くのが好きみたいなんですが、ある日、奥さんは「お昼に行った喫茶店でマスターとお客さんがオセロをやっててね、黒のオセロが“レ”の字になってたのよ」って言ったと。それで穂村さんが「えっ、“レ”の字になってたんだ」って言うと、奥さんは空中に“レ”と書いてくれたという話で、その内容について2ページ書くっていう穂村さんの着眼点がとってもいいなと。
大倉:うんうん。
:いろんなことが引っかかりやすいように、穂村さんはある意味では鋭敏に日常を過ごされているのかな。じゃなきゃ、短歌なんてすぐには浮かんでこないですもんね。
大倉:短歌みたいに直感的にパッと浮かぶのではなくて、エッセイは短歌の目で世界を見て、じんわり膨らまして書いているのかな。
:日々、練りに練ってるんでしょうね。
大倉:そっかー。そういう見方をしたいね。

私たちが普段何気なく過ごしている風景を、どのように穂村さんは感じているのか。大倉が大好きだという美術家の横尾忠則さんが担当した文庫本の表紙は、蚊取り線香のパッケージのようなイラストがインパクト大!『蚊がいる』、興味のある方はぜひご一読ください。

オンエアでは、その他、大倉が「読みながらも、読んでからも深ーい溜め息」と感じた、J.D.ヴァンスさんの『ヒルビリー・エレジー』を紹介しました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「BOOK BAR」
放送日時:毎週土曜 22時−22時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/bookbar/

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