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名和晃平が手掛けた「新しいお寺の姿」とは?

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名和晃平が手掛けた「新しいお寺の姿」とは?
J-WAVEで放送中の番組「SEASONS」(ナビゲーター:マリエ)のワンコーナー「ESTEE LAUDER MAKE TOMORROW BEAUTIFUL」。9月16日(土)のオンエアでは、ゲストに彫刻家の名和晃平さんをお迎えしました。

“体中にガラスのビーズをまとった鹿”、そんな美しい作品をはじめ、さまざまな素材を使った彫刻作品などで世界が注目する名和さんの作品。番組ではそんな名和さんの世界に注目しました。

名和さんは、昨年に広島県福山市の山間にある天心山神勝寺にオープンした「神勝寺 禅と庭のミュージアム」にあるアートパビリオンの「洸庭」を手掛けています。

「このパビリオンは、プロジェクトコーディネーターのフェリエ肇子さんが神勝寺のオーナーと僕をつないでくれて…。僕は、現代美術の世界で彫刻やインスタレーションを発表していましたが、空間そのものから何か作ってみたいと思っていました。そんななかで『神勝寺のプロジェクトで建築の設計をしないか』と話をいただきました」(名和さん、以下同)

名和さんはこのプロジェクトの話を受けたあと、建築チームを作り、4年の歳月をかけて、設計と建物の中に水を使ったインスタレーション「洸庭」を実現させました。

「『洸庭 』の外観は木の船が浮かんでいるような形で、中に入ると海原が広がるという入れ子になっています。船が浮かんでいることで、その場所にとどまらないとか、時代を超えるような印象を持ちますし、船はノアの箱舟など世界各地で伝説になるようなモチーフなので、この建築が神話へとつながるイメージになるといいなと思っています」

昨年オープンしたこのインスタレーションですが、今年になって「音」を加えたそうです。

「『洸庭』の中に入ると、最初は真っ暗で何も見えないんですけど、だんだん目が慣れるにつれ見えてくる光があるんです。そのくらい外部の刺激を遮断して小さな刺激でも敏感に反応するようになると、音に対しても、とても敏感になってくるんです。だから、音も表現の1つに加えた方が全体として世界が深まるなと思ったんです」

続けて、「都市の空間は刺激にあふれて、光や音などの刺激が強めになっていると思うんですよね。だけどそれを全部抑えていくと、自分の内側から開かれてくるというか、普段は聞いてなかった音や見ていなかった光がより観察できる。それは禅僧が座禅を組んで瞑想するプロセスと似てるんじゃないかな」と語ってくれました。

自分の頭の中に入っていくような感覚で作ったと話す名和さんの「洸庭」 。みなさんも、芸術の秋に広島の「神勝寺 禅と庭のミュージアム」を訪れてはいかがでしょうか。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「SEASONS」
放送日時:毎週土曜 12時−15時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/seasons/

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