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3万人の大観衆の前でスベりまくった芸人の悲劇

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3万人の大観衆の前でスベりまくった芸人の悲劇

今回お話をうかがったのは、サンミュージック所属のお笑いコンビ「ぽ〜くちょっぷ」の篠木さん。篠木さんが前説をやったときに体験した悲劇とは!?

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「少し前に、音楽番組の20周年記念のイベントで前説を頼まれたことがあったんです。3~4万人くらいは入るデカい会場で、T.M.Revolutionさん、きゃりーぱみゅぱみゅさん、AKB48、EXILEなどがライブをしていて。演者の転換の間に僕らが出ていってその時間をつなぐんです。

 

前説では『コール・アンド・レスポンス』をやるのがお決まりのパターンになっているんです。進行役が何かを言ったらお客さんがそれに答えて何かを返す、っていう。僕が『風の谷の?』って言うと『ナウシカ!』、『天空の城?』って言ったら『ラピュタ!』、最後に『紅の?』って聞いたら『豚!!』って返してもらって。それで『なんで豚だけ大きくなったの? 俺のこと言ってるでしょ!』って言ったら、それがまあ、ものすごい盛り上がりまして。次の出番を待っているときに、ディレクターさんに『今のやつ、すごい盛り上がったんで、もう1回いきましょうか!』って言われたんです。

 

それで、もう1回、『風の谷の?』から始めて、『紅の?』『豚!!』で盛り上がっていただけまして。次に僕らが出るっていうときに、そのディレクターさんが、『いやー、やっぱり盛り上がりますね、”紅の豚”は。もう1回いきましょうか」って。いや、さすがに3回目はどうかな、って思いながらも、ディレクターに言われた以上はやるしかなくて、いざやってみたら、会場がちょっと変な空気になったんです。『このコンビ、これしかネタ持ってねえんじゃねえか?』みたいな感じの空気が充満していて。

 

まあ、何回もやるようなネタじゃないですし、次はがちゃんと漫才とかトークで時間をつなごうかなって思っていたら、ディレクターさんがキャッキャと笑っていて、『やっぱり最高ですね! もう1回やってやりましょう!』って言われたんです。結局、合計で5~6回は同じネタをやってしまったんです。6回目にはもう、3~4万人のお客さんの中から3人ぐらいしか返してくれなくて。人の言うことを全部聞くもんじゃないな、って改めて思い知りましたね。まあ、そのディレクターさんには6回ともめちゃくちゃウケていたのが幸いだったのですが、どういうわけか、それ以降、その人から仕事を頂いたことは一度もなくて。僕の『豚』は何だったんだろう、テレビって怖いな、と思いましたね」

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オモプラッタ

記者:

オモプラッタはポルトガル語で「肩甲骨」という意味。 芸人さんが華麗にはばたくための翼を支える肩甲骨でありたい。 それがオモプラッタの理念です。 オモプラッタ編集部は、プロの芸人さんたちが日々生み出している「オモシロ」のカケラを拾い集め、編集して、独自のコンテンツとして皆様にお届けしていきます。

ウェブサイト: http://www.omoplata.net/

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