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プロダクトデザイナー深澤直人「姿をデザインする」

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プロダクトデザイナー深澤直人「姿をデザインする」
J-WAVEの番組「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)。9月13日(水)のオンエアでは、プロダクトデザイナーの深澤直人さんをゲストにお迎えしました。

現在、国内初の個展「AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲展」がパナソニック汐留ミュージアムで開催中の深澤さん。auの携帯電話、B&B ITALIA、ハーマンミラーなどさまざまなブランドのデザインを手がけてきた中、今回の個展では100点以上の作品が展示されています。深澤さんは、「日常のものをデザインしているので…それをわざわざ美術館に展示していただくのは気恥ずかしい感じがします(笑)」と心境を明かしました。

さらに自らのデザインについて、「かつては、クライアントを説得するのに、そんなに目立たず少し遅れて『ワオ!』と言ってくれるようなものを作る、ということがなかなか通じなかったですが、今は段々みなさんもわかってきてくれて、そこに期待してくれるようになった」と深澤さん。

個展でも紹介されているデザインからは、こぼれ話も飛び出しました。ALESSIのためにデザインした鍋と釜シリーズ「The“Shiba”Series」のプレゼンの時。社長のアルベルト・アレッシィさんに、ゴールデンレトリーバーと柴犬の写真を見せ、「あなたはゴールデンレトリーバーだけど、僕は柴犬をやりたいんだ」と言うと、「それは良いね!」と認められ、作ったデザインなのだとか。結果、このシリーズの名前も「Shiba」に。これはALESSI側からの提案だったそうです。

ご自身が思い入れのあるプロダクトについては、イタリアのメーカー、B&B ITALIAの仕事を挙げました。

「B&B ITALIAは夢で憧れだったので。今、そこのメインのデザイナーになっていますが、そこに到達するまでの道のりは自分では思い出深いというか。今回もPAPILIOという椅子のシリーズが出ていますけど、非常に彫刻的なんです。この会社は世界で一番大きなウレタンの発泡剤の成形マシーンを持っていて、“スポンジで彫刻をやらせてくれるところなんだ”と、後からふと、思ったりしました」(深澤さん)

深澤さんからは「形をデザインするのではなく、姿をデザインする」という言葉も。 「今はモノが減っている時代。テクノロジーの進化というのは必然的なことで、特に電子機器系はどんどん小さくなり、空間に露出していたものが一方は壁の中に行き、一方は体に近づき、かつて高度成長期にごちゃごゃあったモノを買い求めなくなって、シェアしたり、空間というものが整然としてきていると思います。でもそれだけじゃつまらないので、そこに何か雰囲気を醸し出す生命体みたいな、気を発しているものが必要だと思っていて、それが『姿』だと思うので、そこをデザインしたいですね」と語っていました。

オンエア後半は、深澤さんがアメリカの海外生活で培ったデザインや、プロジェクト、仕事の進め方、最近やっているという小屋を作りの話題なども伺いました。笑いがこぼれるような失敗談や、デザイナーならではの感性が反映されたプライベート話まで、深澤直人さんの世界が垣間見えるオンエアとなりました。

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【番組情報】

番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時−16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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