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30代が「婚活なんて」と言っている側で、年下は結婚していく by トイアンナ

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30代が「婚活なんて」と言っている側で、年下は結婚していく by トイアンナ f:id:zexyenmusubi_honnest:20170911022848j:plain

こんにちは、トイアンナです。

この2、3年で「婚活」という単語を聞く回数が一気に増えました。私がアラサーど真ん中世代になったのも大きいですが、婚活へのハードルが下がっているのも背景事情にあるでしょう。

婚活アプリの登場によって、これまで結婚相談所へは「必死感が強そうで怖い」「行く時間がない」と足を踏み出せなかった層も、気軽に婚活をスタートできる土壌が整いました。

実際、リクルートブライダル総研の資料によれば2016年に結婚した方のうち10人に1人が、婚活サービス経由で出会っています。

婚活へアクセル全開の20代

特に、20代は婚活サービスへ積極的です。同じ調査では、

・婚活サービスで見つけた恋人とは、趣味や関心事が合いそう

・婚活サービスを利用すると、概ね恋人を見つけることができると思う

と答えた層が、他の世代を大幅に突き放しての1位となっています。

これまで数百名から婚活のご相談をいただいた私の実感も、これに近いです。たとえばある23歳の女性はこう語ってくれました。

「25歳までには結婚したいです。えっ早いですか? でもみんなそんな感じですよ。仕事を長く続けるには、いま結婚して30(歳)までに産まなきゃって。それにこの年で彼氏いないってやばいですよ。学生時代からの彼がいる子はいいですけど、そうじゃなかったら今から自己紹介して、価値観合うかとか、親が気に入るかをチェックしなきゃいけないんですよ。

いい人って本当にすぐ結婚しちゃうし、無理ゲーじゃないですか。そりゃアプリくらい使いますよ。私、omiaiとpairsと(ゼクシィの)恋結び全部入れてます。もうスマホのホーム画面が婚活って感じ(笑)さすがにここまでやってるのは私だけですかね」

正直、23歳でここまで焦るか? というほどの慌てっぷり。20代前半の大卒女性は就職してすぐのこともあり、仕事への熱意も強いのが特徴です。

恋愛至上主義の30代は、婚活が「恥ずかしい」

一方、30代は婚活へのやる気がトーンダウン。本来年齢とともに焦るのが婚活と思いがちですが、実は先ほどのデータを見ると、30代は一番婚活サービスへの情熱がありません。

いったいなぜ、そこまで温度差があるのか。ヒアリング調査をしてみると……。

「結婚はしたいですよ。すごくしたい。仕事も疲れたし。けど、なんか悔しい。みんな恋愛結婚できてるのに、私だけ婚活するって恥ずかしい。結婚式でも出会いのきっかけとか言えないじゃないですか。親にも言いたくないし。まだ売れ残りと思いたくないって思います。だって32歳だし。アプリも使ってみたいけどどれを選べばいいかわかんないし、相手のプロフィールもどこまで本当かわからないじゃないですか」

実のところ、ご指摘はごもっともです。ガチな結婚相談所ではいわゆる「独身証明書」を役所で取得してからの登録となりますが、アプリやパーティではプロフィールを盛ることができちゃいます。お手軽に登録できるのが売りのサービスで、年収・独身の証明書提出はハードルにしかならないからです。

どの世代も「みんなやっていること」に振り回されている

しかし、ここで着目すべきは「30代の方がアプリへ消極的な裏で、20代が次々に成婚している」という点ではありません。個人的には20代のヒアリング調査も「何が何でも結婚しなきゃ」と強迫観念じみており、これはこれでコワイと思わされました。

むしろ両世代に共通している課題は「同年代の価値観に振り回されすぎ問題」ではないでしょうか。

20代は「みんなが婚活している」から我も我もとアプリをダウンロードしまくり、逆に30代は「みんな恋愛結婚だから」と婚活サービスを避けてしまう。しかし実際には恋愛結婚向き or 婚活向きの人が全世代に分散しています。

自分から積極的に出会いを探せる人は趣味のサークルや異業種交流パーティで恋愛結婚のきっかけをつかんだ方が早いでしょう。もともと新規の出会いが多い女性が、結婚相談所まで登録すると「出会い疲れ」を起こしやすいからです。

一方でこれまで「学校のクラスが同じだった」「職場で一緒になった」など長期的に知り合える場でしか関係を持てなかった人が、いきなり合コンを100回入れても、デートにつなげるのは難しいはず。

結婚は相性とよく言いますが、出会い方にだって相性があるのです。

あえて「違う世代」と話してみる

もしあなたが「結婚したいならXXするのがあたり前、だってみんなそうしてるんだもん」と周囲に引っ張られている自覚があるなら、一度待ったをかけましょう。そしてあえて自分より「5歳年上」「5歳年下」の女性から婚活の話を聞いてみてください。年下へも叱咤激励やアドバイスは禁止、とにかく話を聞くのです。

そうすると、わずか上下10年でいかに結婚の「常識」が異なるかを思い知らされるはずです。

自分が「とにかく結婚!!」と焦りすぎてはいないか、あるいは使いもせず婚活アプリを無視していないか……。幸せな結婚へ至るヒントは、刷り込まれた「当たり前」に疑問を抱くところから始まるでしょう。

参考資料:

「婚活実態調査2017(リクルートブライダル総研調べ)」

http://bridal-souken.net/research_news/konkatsu.html 前回の記事:婚活「やったつもり」になってない?自己満婚活のワナと処方箋 by トイアンナ

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著者:トイアンナ

ライター。外資系企業で消費者リサーチを行った経験から恋愛を分析。現在までに700名以上の人生相談を受ける。ブログ『トイアンナのぐだぐだ』は月間最大50万PVを記録。著書に『恋愛障害~どうして「普通」に愛されないのか?~』など。

ブログ:『トイアンナのぐだぐだ』 http://toianna.hatenablog.com/

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