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期待を裏切らない、鳥肌が立つほど美しいピアノ・バラード / 「トゥー・グッド・アット・グッバイズ」サム・スミス(Song Review)

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期待を裏切らない、鳥肌が立つほど美しいピアノ・バラード / 「トゥー・グッド・アット・グッバイズ」サム・スミス(Song Review)

 2014年にリリースされたデビュー作『イン・ザ・ロンリー・アワー』が、世界各国のチャートでNo.1を獲得した、イギリス出身のシンガー・ソングライター、サム・スミス。全米アルバム・チャートでは惜しくも2位どまりだったが、翌年の2月に開催された【グラミー賞】では、主要3部門を含む4冠を獲得し、アメリカだけの売上も200万枚を突破する大ヒットを記録した。

そのデビュー・アルバムの発売から3年、ようやく待望の新作がリリースされる予兆をみせている。

 2015年9月にリリースした、映画『007 スぺクター』の主題歌「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」以来、実に2年振りとなる新曲「トゥー・グッド・アット・グッバイズ~さよならに慣れすぎて」を、2017年9月8日に発売したサム。この曲を、ニュー・アルバムからの先行シングルだと公表しているようで、正式な発売日は発表されていないが、今秋~冬あたりにリリースされるのではないかと、ファンの間で囁かれている。本人も、「待ち時間はもうすぐ終わりを迎えようとしている」とコメントしていることから、新作の告知も間もなくだと思っていいだろう。

 長い沈黙を破ってリリースされた新曲「トゥー・グッド・アット・グッバイズ」は、自身の大ヒット曲「ステイ・ウィズ・ミー ~そばにいてほしい」や、「アイム・ノット・ジ・オンリー・ワン」と同系の、ピアノで作られたバラード曲。待ちわびたファンの期待を裏切ることのない、鳥肌が立つほど美しいナンバーだ。

 楽曲の制作とプロデュースは、その2曲を手掛けた英ノースロンドン出身の音楽プロデューサー、ジミー・ネイプス。サムのブレイクのキッカケとなった、ディスクロージャーの「ラッチ」や、マドンナ、アリシア・キーズ、メアリー・J・ブライジなどの大物シンガーを担当した、実力派だ。ソングライターには、ノルウェーのサウンドチーム・スターゲイトと、もちろんサム・スミス自身もクレジットされている。宇多田ヒカルの『ファントーム』のレコーディング・エンジニアを担当した、スティーブ・フィッツモーリスも、プロデューサーとして参加している。

 ピアノの静かなイントロと、サムの囁くような声に冒頭から癒され、優しいボーカルは徐々に熱を帯び、サビでは美しいファルセットと、力強いゴスペル調のコーラスが曲を盛り上げる。バックサウンドは至ってシンプルだが、“歌声”だけで曲の世界観を表現できるのが、サム・スミスの魅力だ。癒しの波長が出た美声に浄化される、まさにサム・スミスの真骨頂ともいえるナンバー。

 大ヒットこそしたものの、現在までに全米シングル・アルバム両チャートで、首位獲得を果たしていない、サム・スミス。新曲「トゥー・グッド・アット・グッバイズ」と、2作目のスタジオ・アルバムで記録を更新するか、チャート・アクションにも注目したい。

Text:本家一成

◎リリース情報
「トゥー・グッド・アット・グッバイズ~さよならに慣れすぎて」
サム・スミス
2017/9/7 RELEASE

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