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映画『スター・ウォーズ』のエピソード9、コリン・トレヴォロウ監督が降板

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コリン・トレヴォロウが映画『Star Wars:Episode IX(原題)』の監督を降板した。

9月5日(現地時間)、米ウォルト・ディズニーは後任の名を告げることなく、トレヴォロウの降板について短い声明を発表した。

声明では「ルーカスフィルムとコリン・トレヴォロウは、『Star Wars:Episode IX(原題)』に関して別々の道を行くことを最終的に選択しました」とし、「製作プロセスを通してコリンは素晴らしい協力者でしたが、プロジェクトへのビジョンが異なるという結論に達しました。コリンの今後の成功を祈り、近日中に本作に関する情報を共有します」と述べている。

情報ソースによると、今回の降板劇は、トレヴォロウ監督とスタジオ幹部の脚本に関する意見の相違が原因。本作は2019年5月24日に米劇場公開される予定で、2018年初頭に撮影を開始する見込みだ。

ディズニーは『Star Wars: Episode IX(原題)』の最新のドラフトを完成させるために、1か月前に映画『Wonder(原題)』の脚本家、ジャック・ソーンを起用した。トレヴォロウと脚本パートナーのデレク・コノリーは、その時点で最新版のスクリプトを執筆していた。

2015年8月、スタジオはD23エキスポで、映画『スターウォーズ』シリーズ3部作のフィナーレを飾る監督にトレヴォロウの起用を発表した。その時点で、トレヴォロウは全世界で16億ドルという素晴らしい興行収入を記録した米ユニバーサル・ピクチャーズの映画『ジュラシック・ワールド』の監督を終えたばかりだった。

2015年に監督に起用された当時、トレヴォロウは「これは仕事でも業務でもありません」とコメントし、さらに「これは、ストーリーテラーや映画製作会社、芸術家、熟練した職人などの特別なグループに囲まれた、いわばキャンプファイヤーの席です。私たちは、若い世代のために新しい物語を伝える任務を背負っています。無限の創造性、純粋な発明、そして希望といった、ジョージ・ルーカスが私たちすべてに浸透させた何かとチャネリングすることにより、それを実現します」と続けた。

映画『スターウォーズ』シリーズの次回作は、ライアン・ジョンソン監督による映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で、12月15日に米劇場公開する。

3か月という短い間に、ディズニーが 『スターウォーズ』作品の監督を降板させるのはトレヴォロウで2度目となる。6月20日(現地時間)、スタジオは「創作上の相違」を理由に、ハン・ソロのスピンオフ作品からフィル・ロードとクリストファー・ミラー両監督を降板させ、わずか数週間後にロン・ハワード監督を起用した。

ハン・ソロのスピンオフ作品は現在ポスト・プロダクション中にあり、2018年5月25日の米劇場公開を予定している。同作は、2016年に公開した映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に続くスピンオフ作品となる。

トレヴォロウは、2012年公開のSFコメディ・ドラマ映画『彼女はパートタイムトラベラー』で一躍有名になり、同作がきっかけで『ジュラシック・ワールド』を監督することになった。また、トレヴォロウはフォーカス・フィーチャーズのファミリー・ドラマ映画『The Book of Henry(原題)』を監督し、今夏だけで430万ドルの興行収入を記録した。

2015年にトレヴォロウが起用された際、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長は次のように述べていた。「『彼女はパートタイムトラベラー』を見て以来、コリンはずっと一緒に働きたいと思っていた人物です。同作と『ジュラシック・ワールド』の大成功は、ストーリーテラーとしても熟練した映画監督としても、コリンの能力を明瞭に示しています。このような驚異的な才能が私たちのファミリーに加わり、『スターウォーズ』ユニバースに足を踏み入れることに興奮しています」(ケネディ)。

ディズニーとルーカスフィルムが『スターウォーズ』関連のプロジェクトで監督と袂を分かつのは、全体としてはこれで3度目だ。ディズニーとルーカスフィルムは、スピンオフ作品に起用したジョシュ・トランク監督(映画『ファンタスティック・フォー』)を追放している。

2012年にディズニーはルーカスフィルムを40億ドルで買収し、2013年のシネマコンで2015年、2016年、2017年に『スターウォーズ』作品を公開すると発表した。J・J・エイブラムスは、世界的に20億ドル以上の興行収入を記録したシリーズ第1弾となる映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を監督した。ギャレス・エドワーズは、世界中で10億6000万ドルの興行総収入を獲得した映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の監督を務めた。

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