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耳元で奏でるバイオリン…と思いきや、笑撃の事実

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耳元で奏でるバイオリン…と思いきや、笑撃の事実

バイオリンの弓こそ馬の「尻毛」が使われるけど、まさか人間の髪の毛を、それも弓でなく「弦」にしちゃうって…。クラシック音楽への冒涜か、それとも新時代の幕開けか。その判断は、音色を聴いてからでも遅くない。

バイオリニストが
ストレートヘアを奏でる

これマジでやってんのか、おふざけなのか。その辺の線引きさえも、もうどーでもよくなるような内容なんだけど、奏でる音色を耳にした人だけが覚えるフシギな違和感。そう、意外にこれが聴けるってんだから、バカにしてもいられない。

自慢のロン毛をまさかの弦に置き換え、バイオリニストに弾かせたアーティストTadas Maksimovas。彼にしかできない(まず思いつかない、が正しいか)パフォーマンスは、その準備段階がとにかくオモシロい。

サラサラヘアが「弦」になるまで

耳元で奏でるバイオリン…と思いきや、笑撃の事実 すべては、ヘビメタ風情のTadasの長髪をまとめ上げることから始まった。それこそ馬の尻毛並みの長さ。にしても、サムネイルからしてシュール。耳元で奏でるバイオリン…と思いきや、笑撃の事実耳元で奏でるバイオリン…と思いきや、笑撃の事実 そう、¥これを切るんじゃなくそのまま髪の毛だけで弦にまとめていく。細い束にして、しっかりと糊で固めて。耳元で奏でるバイオリン…と思いきや、笑撃の事実耳元で奏でるバイオリン…と思いきや、笑撃の事実

まとめ上げた髪の弦を駒にのせ、ペグにかけてチューニングを合わせていくと…これが結構いい音するんだ。

仮に何も知らず目を閉じて聴いていたならば、一般的なバイオリンだと思う人だっているんじゃないか、っていうほどに。耳元で奏でるバイオリン…と思いきや、笑撃の事実

こうして、人間の髪の毛でつくった弦の上に、馬の尻毛がいま…。

ほんの少しだけ、
クラシックが好きになりました

耳元で奏でるバイオリン…と思いきや、笑撃の事実 人の心を震わせるものであれば、どんなものであろうと音楽。もう、それでいいじゃない!耳元で奏でるバイオリン…と思いきや、笑撃の事実

ちなみに、こちらが演奏後のTadasの髪(弦)。

「シャンプーのCMみたいな演出を
実際にやりたくってさ(笑)」

アヴァンギャルドと言ってしまうのは簡単なこと。けれど、イギリスの「ストリートミュージシャンの日」のために、このデモンストレーションを計画したTadasの真意はどこにあったのか?

髪は10年前から伸ばしてたんだよね。長くなればなるほど切るタイミングを見失っちゃってさ。いつの間にか80㎝を超える長さに。

ここまでくると、さすがに手入れがが面倒になっちゃって(笑)。で、いよいよ切ろうって決意したんだけど、ただ切るだけじゃつまらない。だからこれで音楽をやったら面白いんじゃないかなって、そんなノリだよ。

ほら、シャンプーのCMなんかで女の人のキレイな髪でバイオリンを奏でるみたいな演出があるでしょ?アレをやろうと思ったんだ。実際に人の頭がくっついてるバイオリンを演奏するなんて、クレイジーで誰も見たことなかったでしょ?

ただね、計画を実現させるのがとにかく大変だった。だって誰も僕の頭がついたバイオリンを弾きたいって人が現れてくれないだもん(笑)。ようやく、リトアニアのEimantas Belickasがこんなバカな企画にノッテくれて、本当に良かったよ。彼が「一緒にやろう」といってくれてさ、ロンドンからリトアニアまですぐ飛んでいったよ。

なんという軽いノリだろう。

演奏終了後はバッサリ…

耳元で奏でるバイオリン…と思いきや、笑撃の事実耳元で奏でるバイオリン…と思いきや、笑撃の事実

動画はまだ続いていた。

ラストシーンで待っていたのは、もうひとつの見せ場。10年間伸ばし続けた髪の毛を、潔くもバッサリと。ここまで含めて芸術作品。なるほどな、と妙な納得感にいつのまにか清々しいキモチにさせられちゃった。

これぞ、エンターテイナー!

 Licensed material used with permission by Tadas Maksimovas,Vimeo

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