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KICK THE CAN CREW主催【復活祭】いとうせいこう/RHYMESTER/藤井隆/倖田來未が集結

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KICK THE CAN CREW主催【復活祭】いとうせいこう/RHYMESTER/藤井隆/倖田來未が集結

 2004年6月に活動休止、そして今年2017年6月に完全復活を宣言し、8月30日に14年ぶりのオリジナルアルバム『KICK!』をリリースしてファンを大いに沸かせたKICK THE CAN CREW。9月7日に日本武道館で主催イベント【復活祭】を開催し、いとうせいこう、RHYMESTER、藤井隆、倖田來未など、親交の深い豪華布陣が集結した。

【復活祭】写真(全17枚)

 KTCCにとっては15年10か月ぶりの日本武道館公演となった【復活祭】は、タキシード&シルクハットで登場したKREVA、MCU、LITTLEによる「全員集合」からスタートした。歌い終わった後、「今日は祝ってくれるアーティストがたくさん来ています。粗相があってはいけない」と、司会進行を自分たち以外に任せる旨を告げたKREVA。そして登場したのはいとうせいこう。これ以降、いとうとKTCCの3人のやり取りを合間に挟みつつ、ライブは展開されていった。

<RHYMESTER>
 トップバッターは、KTCCにとってFUNKY GRAMMAR UNITの大先輩であるRHYMESTER。1曲目が「ONCE AGAIN」であることの意味を悟り、胸が熱くなったファンがいるはずだ。この曲は2009年にRHYMESTERが復活を果たした時にリリースされた。「尊敬する後輩の復活祭に出られて幸せです!」という言葉を挟みつつ、圧倒的なスキルを示す曲を連発する姿が雄々しかった。そしてラストは、最新アルバム『ダンサブル』に収録されている「Future Is Born」。最初から最後まで貫録たっぷりのステージだった。

<藤井隆>
 2番目のスペシャルゲストは藤井隆。笑顔をきらめかせながら登場した彼が、最初に放ったのは大ヒット曲「ナンダカンダ」。ハイテンションに踊りながら歌い、観客の心をみるみる内に掴んでいた。「みんな優しくて大好き!」と、客席に手を振った彼は、その後も「OH MY JULIET!」「わたしの青い空」を連発。「Quiet Dance」は宇多丸も加わり、スリリングな掛け合いを繰り広げた。そして最後に届けられたのは「未確認飛行体」。「この後もお楽しみくださいね!」と言って去った彼を特大の拍手が見送った。

<いとうせいこう>
 冒頭で「伝えたいことがあるんです」と、語り始めたいとうせいこう。今日の彼のライブを支えるDJ TATSUTAは、MCUの中学時代の友人。この2人と舞台袖にいるTAICHI MASTERは、中3の頃に彼のライブを観に来ていたのだという。そしてスタートした1曲目は、3人が当時、胸をときめかせたはずの「東京ブロンクス」。ラストの「マイク二本」は、MCUといとうがラップを交わし合い、DJ TASUTAがターンテーブルを回すという、日本のヒップホップシーンの約30年が詰まっているかのような感動的なものとなった。

<倖田來未>
 ダンサーチームを率いて自らも情熱的に踊り、歌い続けた倖田來未。彼女のライブは「Ultraviolet」からスタート。骨太なビートが鳴り響き、何本もの火柱が上がるステージで繰り広げられたパフォーマンスが、とてもスリリングだった。「2002年に北海道のクラブで、同じステージに立たせてもらいました」と、KTCCとの縁を語りつつ、「お話を頂いた時、私が誰よりも一番驚いたから」と【復活祭】に出演できることを心から喜んでいた彼女は、最後に「Poppin love cocktail」を披露して会場を完全に1つにしていた。

<KICK THE CAN CREW>
 KTCCのライブは、彼らの完全復活の第一声となった「千%」からスタート。メジャーデビュー曲の「スーパーオリジナル」に続いて披露された「SummerSpot」は、ラップの連携の難易度が非常に高い曲だが見事に歌い切り、3人は満足そうな笑顔を浮かべた。その後は、「イツナロウバ」「sayonara sayonara」「アンバランス」……懐かしい曲が連発され、「神輿ロッカーズ」は、RHYMESTERと藤井隆も加わって大盛り上がり。そして「地球ブルース~337~」と「マルシェ」によって、【復活祭】の本編は締め括られた。

 アンコールを求める観客の声に応えて再登場したKTCC。「あっという間だったね。年長者から挨拶を」とKREVAに促されたMCUは、「何を喋るか考えたけど、みんなの顔を見たら忘れちゃった」と照れくさそうに笑みを浮かべた。そして「我々は、もう1回がっちりやっていこうと思います!」というLITTLEの力強い宣言を合図にスタートした「I Hope You Miss Me a Little」がエンディングを飾った。歌い終えた後の彼らは、本日のゲストたちをステージに招き、KTCCのステージを支えた熊井吾郎、DJ TATSUTAも改めて観客に紹介。横並びになった全員が繋ぎ合った手を掲げて挨拶をして、終演を迎えたのであった。

 今後のKTCCは、9月8日に同じく日本武道館で行われる【908 FESTIVAL 2017】に、9月17日に【氣志團万博2017】に出演予定。そして、12月1日の東京・Zepp DiverCity TOKYO公演を皮切りに、全国ツアー【KICK THE CAN CREW CONCERT TOUR 2017】がスタートする。

Photo by 岸田哲平&中河原理英

◎ツアー情報
【KICK THE CAN CREW CONCERT TOUR 2017】
2017年12月01日(金)東京・Zepp DiverCity
2017年12月03日(日)宮城・仙台PIT
2017年12月10日(日)北海道・Zepp Sapporo
2017年12月16日(土)愛知・Zepp Nagoya
2017年12月17日(日)大阪・Zepp Osaka Bayside
2017年12月21日(木)広島・広島CLUB QUATTRO
2017年12月24日(日)福岡・福岡サンパレス

◎リリース情報
アルバム『KICK !』
2017/8/30 RELEASE
<初回限定盤(CD+DVD)>
VIZL-1228 4,000円(tax out)
<通常盤(CD)>
VICL-64834 3,000円(tax out)

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